7回10Kの快投・山本由伸 セールとの再戦で意識した先制点「さらに思い切って投げていきました」

野球

2026.10.7


山本由伸(c)SANKEI

<2026年10月6日(日本時間7日)ナ・リーグ地区シリーズ第3戦 ブレーブス 1-3 ドジャース@トゥルイスト・パーク>

ロサンゼルス・ドジャースの山本由伸が地区シリーズ第3戦に先発し、7回98球を投げて4安打1失点、10奪三振。ポストシーズン自己最多の三振を奪う力投で、チームを3-1の勝利に導いた。

相手先発はクリス・セール。山本にとっては忘れられない再戦でもあった。

8月の対戦では初回に先制点を許し、ドジャース打線もセールを攻略できず0-1で敗戦。山本は好投しながら黒星を喫していた。

「前回は僕が先制点を取られて、そのまま抑え込まれて負けてしまったので、とにかく先制点というところは特に、こだわってというか、気にして登板しました」

その言葉通り、序盤からブレーブス打線を封じた。3回まで無失点で進むと、打線は4回にキケ・ヘルナンデスの2ラン、フレディ・フリーマンのソロで一挙3点を援護。

「チームメートが一気に3点を取ってくれたので、そこでさらに思い切って投げていきました」

5回には1死満塁のピンチを迎えたが、ボールドウィンの一ゴロによる1点だけに抑え、続くアクーニャJr.を二ゴロ。6、7回もマウンドに上がり、最後は連続三振で締めた。

セールとの投げ合いを制した形となったが、山本自身にその意識はなかった。

「投げ勝ったという気持ちは正直、全然ないです。今日の試合をとにかく取れたのは、チームにとってすごく大きかったと思います」シリーズは2勝1敗。NLCS進出まであと1勝となった。

「あともう1勝、チーム全員で勝ちたいなと思います」個人の"投げ勝った"ではなく、最後まで口にしたのはチームの勝利だった。