【ゴルフ】大会通してノーボギーの安定感!昨年覇者・スリロットが大会連覇を果たす|ファンケルクラシック
2026.10.19
男子ゴルフ国内シニアツアー「ファンケルクラシック」の最終日が行われ、昨年の優勝者であるタイのT.スリロット(57)が連覇を達成した。
スリロットは最終ホール(18番、パー5)のセカンドショットでグリーンを捉えると、ここをバーディフィニッシュ。
大会を通じてノーボギーで回り、トータル21アンダーと抜群の安定感を見せて優勝。
見事大会連覇を果たした。
2026.10.19
男子ゴルフ国内シニアツアー「ファンケルクラシック」の最終日が行われ、昨年の優勝者であるタイのT.スリロット(57)が連覇を達成した。
スリロットは最終ホール(18番、パー5)のセカンドショットでグリーンを捉えると、ここをバーディフィニッシュ。
大会を通じてノーボギーで回り、トータル21アンダーと抜群の安定感を見せて優勝。
見事大会連覇を果たした。
男子ゴルフ国内シニアツアー「ファンケルクラシック」の最終日が行われ、昨年の優勝者であるタイのT.スリロット(57)が連覇を達成した。 スリロットは最終ホール(18番、パー5)のセカンドショットでグリーンを捉えると、ここをバーディフィニッシュ。 大会を通じてノーボギーで回り、トータル21アンダーと抜群の安定感を見せて優勝。 見事大会連覇を果たした。
モンローウォーク(c)SANKEI 秋晴れの淀に、美しい淑女が現れた。ターフの上ではその漆黒の馬体がよく映え、特別なことをせずとも、ついつい視線をそちらに向けてしまう―― それほどまでに、この日のモンローウォークは美しかった。 7年ぶりに桜花賞馬もオークス馬も不在となった今年の秋華賞。それだけにどの馬にもチャンスがあると思われたが、パドックに彼女が現れた時、そうした期待は打ち砕かれた。 出走全17頭の中でまるで彼女だけにずっとスポットライトを当てているかのように、その馬体は黒光りしていた。 思えばデビュー当時から大器と称されていた素質馬だった彼女。故障と転厩により復帰時期が遅れたことで春のクラシック戦線は無縁だったが、もし走っていたら好勝負を見せていたはず。 待ちわびていたからこそ、その姿がより美しく、魅力的に見えたのかもしれない。 未だに世界中で語り継がれる伝説の女優、マリリン・モンローが見せた独特の歩き方から名を受けた彼女にはその馬名以上に言葉にできない魅力が詰まっているように思えてならない。 そんな筆者の想いは今回のレースを見て、確信に変わった。 ゲートが開いた瞬間、モンローウォークは伸びあがるように飛び出してすぐに好位に付けた。 近年の秋華賞は差し馬同士の決着になりがちで、先行策は決して有利とはいえないのだが、そんなの関係ないとばかりに戸崎圭太とともに位置を取りに行った。 勝つにはこの位置から行くのがベスト―― 意志を持ってポジションを取りに行った彼女たちをマークするかのように外からライバルたちがやってきては、内へと包み込むように囲んでいく。 そして内枠を利して逃げたテイエムアイランが作る速いペースの中、モンローウォークは5番手に付けて追走していた。 テイエムアイランが馬群を少し離して逃げ、前半1000mのペースは57秒8と先行馬には厳しい流れと言わざるを得ない流れに。 ただでさえ差し馬が優勢なレースの傾向を考えるとモンローウォークの位置取りは決していいとは言えないはずだが...... 鞍上の戸崎はもちろん、モンローウォーク自身も何ら不安に感じていない。むしろリズムに乗って走れている。 なんだろう。この逞しさ、この安定感は。ほんの4ヵ月前までキャリア1戦しかなかった馬とは思えないほど落ち着き払った走りを見せていた。 そうして迎えた第4コーナーから最後の直線への立ち上がり。 モンローウォークは外へ持ちだし、前を追いかけ始めた。やや早いようにも感じられたが、「道中、リズムよく走れたことで強気に攻めることができた」と、レース後に戸崎が語っていたように、この時のモンローウォークは手ごたえ十分。 前を行くテイエムアイラン、そしてギャラボーグを射程圏内に捉えるためにギアを徐々に上げ始めた。 ゴールまで残り300m。ギャラボーグが先頭に立ったところにモンローウォークも外から並びかける。 ギャラボーグの鞍上、横山和生が左鞭を入れてさらにスピードを上げようとする中、戸崎の腕はまだ上がらない。 ほんの少し気合いを付けただけでモンローウォークはギアを上げ、前を行くギャラボーグに迫っていった。 あと1馬身、あと半馬身......一歩ごとにギャラボーグに迫り、ゴールまで残り150mの辺りで戸崎はついに鞭を入れた。 するとモンローウォークはエンジンを全開にしてトップスピードまで押し上げ、ギャラボーグを交わして先頭に立った。 その瞬間、京都競馬場のスタンドから待ってましたと言わんばかりに大歓声が響き渡った。 2頭が叩き合っているすぐ後ろには秋華賞3連覇がかかるルメールが乗るドリームコア、ローズS2着のエンネらが猛然と追い込んできたが、既に大勢は決したあとでもう誰もモンローウォークには届かない。 漆黒の馬体を光らせながら走った彼女はそのままゴールに飛び込み、無傷の5連勝で真の女王に輝いた。 2着ギャラボーグにはタイム差なしでクビ差しか付けることができず、着差だけを見たら地味に映るかもしれないが勝ち時計はコースレコードタイという速さ。 前が速かった流れの中を果敢に先行し、直線半ばで先頭に立ってから後続の追撃を振り切ったことを考えると、モンローウォークの走りはとても価値があるように思える。 無傷の5連勝による秋華賞制覇は必然とも言えそうで、仮に春のクラシックホース2頭が出走していても、今日の彼女には敵わなかったかもしれない。 着差以上の勝利に、戸崎も手ごたえを感じていたのかもしれない。優勝騎手インタビューではもはやお決まりとなった彼の名セリフ「ベリベリホース!」が飛び出し、ファンを大いに沸かせた。 ライバルたちを寄せ付けず、圧倒的なパフォーマンスでファンを魅了し、無敗の秋華賞馬となったモンローウォーク。 誰もがもっと見たくなる彼女の次のレース、そしてその先に待っている未来には果たしてどんな景色が見られるのだろうか。 ■文/福嶌弘
<2026年10月18日 第31回秋華賞(GI)@京都競馬場> 3歳牝馬三冠の最終戦、第31回秋華賞(GI・芝2000m)が18日、京都競馬場で行われ、1番人気のモンローウォーク(牝3/戸崎圭太)が優勝。デビューから無傷の5連勝でGI初制覇を飾り、史上4頭目となる無敗の秋華賞馬に輝いた。 2026年10月18日(日)4回京都7日 発走時刻:15時40分 着順 枠順 馬名(性齢 騎手名)人気1着 4-8 モンローウォーク(牝3 戸崎圭太)1 2着 1-1 ギャラボーグ(牝3 横山和生)7 3着 7-13 ドリームコア(牝3 C.ルメール)2 4着 2-4 エンネ(牝3 坂井瑠星)6 5着 7-14 サムシングスイート(牝3 松山弘平)8 6着 3-6 ラベルセーヌ(牝3 荻野極)3 7着 8-15 フェスティバルヒル(牝3 浜中俊)15 8着 2-3 マスターソアラ(牝3 武豊)5 9着 8-16 ハヤブササキチャン(牝3 吉田隼人)9 10着 3-5 タイセイボーグ(牝3 西村淳也)12 11着 6-11 ガーネットフレア(牝3 北村友一)10 12着 4-7 バースデイフライト(牝3 田山旺佑)16 13着 6-12 カナルサンマルタン(牝3 岩田望来)4 14着 1-2 テイエムアイラン(牝3 富田暁)13 15着 8-17 ロザーンジュ(牝3 今村聖奈)14 16着 5-10 ナイスプレーアスク(牝3 岩田康誠)17 中止 5-9 スウィートハピネス(牝3 佐々木大輔)11※結果・出馬表・成績・オッズ等は主催者発表のものと照合してください。
<2026年10月18日 第31回秋華賞(GI)@京都競馬場> 3歳牝馬三冠の最終戦、第31回秋華賞(GI・芝2000m)が18日、京都競馬場で行われ、1番人気のモンローウォーク(牝3/戸崎圭太)が優勝。 デビューから無傷の5連勝でGI初制覇を飾り、史上4頭目となる無敗の秋華賞馬に輝いた。 今年は桜花賞馬スターアニス、オークス馬ジュウリョクピエロがともに不在。春の二冠馬が出走しない中、秋の新女王を決める一戦となった。 レースはテイエムアイランが先手を奪い、ナイスプレーアスク、ギャラボーグが続く展開。前半1000mを57秒8で通過する速い流れの中、モンローウォークは好位の5番手付近で脚をためた。 勝負どころの4コーナーから戸崎騎手が徐々に進出を開始。直線では先に抜け出しを図るギャラボーグを外から追い詰め、残り200m付近で激しい競り合いとなった。 内で粘るギャラボーグに最後まで抵抗されたものの、モンローウォークが力強く抜け出して先頭でゴール。勝ち時計は1分56秒1。 2着には7番人気のギャラボーグ(横山和生)がクビ差で入り、3着は2番人気のドリームコア(C.ルメール)。武豊騎手騎乗のマスターソアラは8着だった。 モンローウォークは前走のローズステークス(GII)に続く重賞連勝。デビューから一度も負けることなく、3歳牝馬の最後の一冠を手にした。 第31回秋華賞(GI)全着順2026年10月18日(日)4回京都7日 発走時刻:15時40分 着順 枠順 馬名(性齢 騎手名)人気1着 4-8 モンローウォーク(牝3 戸崎圭太)1 2着 1-1 ギャラボーグ(牝3 横山和生)7 3着 7-13 ドリームコア(牝3 C.ルメール)2 4着 2-4 エンネ(牝3 坂井瑠星)6 5着 7-14 サムシングスイート(牝3 松山弘平)8 6着 3-6 ラベルセーヌ(牝3 荻野極)3 7着 8-15 フェスティバルヒル(牝3 浜中俊)15 8着 2-3 マスターソアラ(牝3 武豊)5 9着 8-16 ハヤブササキチャン(牝3 吉田隼人)9 10着 3-5 タイセイボーグ(牝3 西村淳也)12 11着 6-11 ガーネットフレア(牝3 北村友一)10 12着 4-7 バースデイフライト(牝3 田山旺佑)16 13着 6-12 カナルサンマルタン(牝3 岩田望来)4 14着 1-2 テイエムアイラン(牝3 富田暁)13 15着 8-17 ロザーンジュ(牝3 今村聖奈)14 16着 5-10 ナイスプレーアスク(牝3 岩田康誠)17 中止 5-9 スウィートハピネス(牝3 佐々木大輔)11※結果・出馬表・成績・オッズ等は主催者発表のものと照合してください。
モンローウォーク(c)SANKEI 今年で31回目を迎える秋華賞だが...... あなたはこのレースにどんなイメージを持っているだろうか? ベテランの競馬ファンは「波乱のレース」と答えるだろう。 思えば第1回、外国産馬ファビラスラフインが軽やかに駆け抜けていく中で、オークス馬エアグルーヴが10着に敗れ、その3年後の99年には12番人気の伏兵・ブゼンキャンドルが飛んできて、馬連9万4630円の大波乱の決着となった。 女心と秋の空の格言の通り、初期の秋華賞は難解な一戦になることが多かった。 あるファンは「桜花賞馬とオークス馬の激突が最大の焦点」と答えた。 牝馬クラシック最終戦にふさわしく、桜花賞とオークス馬がマッチレースを演じることはしばしばある。 桜花賞馬キョウエイマーチとオークスを制したメジロドーベルの一騎打ちとなった第2回や桜花賞を勝ったテイエムオーシャンがオークス馬レディパステルを破った第6回...... そう言えば昨年も桜花賞馬エンブロイダリーが早めに抜け出し、オークス馬カムニャックが失速する中で牝馬二冠を達成してみせた。 だが、今年の秋華賞は7年ぶりに桜花賞馬もオークス馬もいない一戦に。 女王不在の混戦はニューヒロインが生まれる一戦となる。 ちなみに7年前の秋華賞を制したクロノジェネシスはここから本格化を迎え、古馬になると有馬記念などGIタイトルを積み重ね、文句なしの女王となった。 今年もまた、そんな逞しい女王に出会えるだろうか...... その筆頭格となりそうなのはモンローウォークだ。 ここまで4戦無敗。今夏最大の上がり馬という印象の強い彼女だが、思えば2歳当時から評判の高い1頭。 昨夏の新潟で上がり3ハロン33秒9という軽快な末脚を見せて逃げ切り、デビュー戦を快勝したがその後骨折が判明。 休養を余儀なくされることに。そしてその間に馬主の意向で転厩することになるなど少々ゴタゴタが続き、気が付けば春の牝馬二冠は終わっていた。 彼女が本領を発揮したのは今夏の北海道開催。+22キロという大幅な馬体増で挑んだ八雲特別は軽々と抜け出して連勝を飾る。 3戦目のかもめ島特別は番手から動いてそのまま押し切り、無傷の3連勝を達成し、秋華賞戦線へのダークホースとして注目された。 そうして迎えたローズS。阪神JF3着に入ったタイセイボーグやフローラS2着エンネ。 そして偉大なる名馬・イクイノックスを兄に持つイクシードらが揃ったが、モンローウォークは動じることなく番手に付けて流れに乗ると、直線半ばで先頭を奪って独走。 気が付けば2着に食い込んだエンネに3馬身差をつける圧勝劇を飾ってみせた。 「能力は間違いない」と、上村洋行調教師が太鼓判を押すほどの逸材であるモンローウォーク。秋晴れの中、淀のターフで新女王誕生の瞬間にその名を轟かすことができるだだろうか。 春はあと一歩届かなかった馬が、秋に飛躍を遂げるというのも秋華賞ではよくある話。今年の場合はドリームコアがその1頭だ。 父はダービー馬キズナ、母はヴィクトリアマイルを制したノームコアという良血馬。 彼女はデビューからソツのない走りを見せて勝ち星を積み重ねると明け3歳緒戦となった今年のクイーンCを制覇。母譲りの勝負根性がフルに生きた。 だが、その後の彼女を待っていたのは苦難の道。桜花賞は後方から一気の脚での差し切りを考えたが、逃げたロンギングセリーヌの後を追いかける形になり、直線で伸びることなく9着に惨敗。 得意の東京でならと巻き返しを期したオークスはいったん先頭に立つも、馬群を捌ききれず。そうしているうちに内から馬群を捌いて飛んできたジュウリョクピエロの激走に遭い、またもや2着。 秋緒戦とした紫苑Sも降りしきる雨の中で持ち味である末脚のキレを奪われて3着に留まった。 迎える最後の一冠、秋華賞。条件などはピッタリなだけにあとは本来の力を出し切ることができるかどうかだ。 そんなドリームコアを紫苑Sで粉砕し、話題となったのがマスターソアラだ。 昨年11月のデビュー戦を制し、年明け緒戦のクイーンCは4着とまずまずな内容で走るなど期待されていた1頭だが、ここで長期休養入り。戻ってきたのは9月初め。復帰緒戦として選んだのは紫苑Sだった。 プラス10キロとなる492キロで挑んだ一戦。スタートで若干の不利があったことで後方からのレースとなったが、末脚を温存できるというまさに理想郷。 直線を向くころにはエンジン全開で外目を突いて伸び、2歳レコードタイムを更新して快勝してみせた。ここまでのキャリアはわずか3戦。名手・武豊とのタッグで輝きを放つか。 ちなみにルメールは現在、秋華賞を2連覇中。空前絶後の大記録となる秋華賞3年連続勝利をこの馬とともに果たすのだろうか。 誰が勝っても新女王誕生となる一戦。ここを通過点として春クラシックを制した古馬たちへ挑み、そして最終的には競馬界の頂点に上り詰める――そんな逞しい馬がここから飛び立つことを祈りたい。 果たして勝つのはどの馬か――今週末も、見逃せないレースになりそうだ。 ■文/福嶌弘