【天皇賞・秋】戸崎圭太騎手「ベリベリホース!ようやくこの馬の強さを見せることができた」ダノンデサイル復活Vに歓喜

戸崎圭太騎手騎乗のダノンデサイルが優勝(c)SANKEI
<2026年11月1日 第174回天皇賞・秋(GI)@東京競馬場>
第174回天皇賞・秋(GI・芝2000m)が11月1日(日)、東京競馬場で行われ、戸崎圭太騎手が騎乗した4番人気のダノンデサイル(牡5/安田翔伍厩舎)が優勝。
GI4戦連続3着に終止符を打ち、2024年の日本ダービー以来となる国内GI制覇を果たした。
大外17番枠からスタートしたダノンデサイルは、道中後方で脚をためると、最後の直線で豪快な末脚を披露。先行するライバルたちを一気に差し切り、秋の中距離王に輝いた。
惜敗続きだったダービー馬が、大外枠から豪快な差し切り勝ちで復活。戸崎騎手が信じ続けたダノンデサイルの強さが、秋の東京競馬場で再び証明された。
勝利ジョッキーインタビューで戸崎騎手は、ダノンデサイルの末脚について「素晴らしかったですね。ようやくこの馬の強さを見せることができて良かったです」と喜びを語った。
今回の大きなポイントとなったのが、大外17番枠からのレース運びだった。
戸崎騎手は「枠順を見たときは驚きましたけども、いただいた枠で頑張ろうというところで」と振り返り、安田翔伍調教師とも何度か作戦を練り直したことを明かした。
そのうえで重視したのは、位置取りよりもダノンデサイル自身の走りのリズムだった。
「この馬の良さっていうのは、やっぱり最後の脚というのもすごいものがありますし、リズムを大事にすれば、そこが出るんじゃないかというところで。ポジションはあまり決めつけずに、リズムだけ重視でいきました」
前半1000mの通過は58秒8。戸崎騎手も「いいペースになったかなと思います」と振り返るように、後方で脚をためたダノンデサイルにとって、持ち味を発揮できる展開となった。
最後の直線については「本当にリズムも良かったので、弾けてくれるんだろうという手応え」と、馬の反応に自信があったことを明かした。
一方で「少し仕掛けが早くというか、先に抜け出してしまったので、もっとやりようあったかなと思うんですけども」と、勝利の中にも反省点を口にした。
それでも「この馬の本当に強さを見せられたことが一番うれしく思います」と、愛馬の復活を何よりも喜んだ。
また、ダノンデサイルが自身にとってどのような存在なのかを問われると、「改めまして、ベリベリホースです」と笑顔で回答。かねてから高く評価してきた愛馬への信頼を、改めて示した。
最後にファンへ向けて「大外枠になったことで、少し人気を落としてしまったのかなともあるんですけども、この馬の強さを見せることができて良かったですし、今後もこの力を発揮できるように頑張りたいと思います。また応援よろしくお願いします」とメッセージを送った。