
伊藤美誠、水谷隼 PHOTO:@ITTFWorld
3月3日~8日、カタール・ドーハで行われたITTFワールドツアー・カタールオープン。獲得ポイントの高いプラチナシリーズである今大会において、水谷隼(木下グループ)/伊藤美誠(スターツ)ペアがミックスダブルスで優勝。
伊藤が女子シングルスで準優勝。また女子ダブルスでも木原美悠(JOCエリートアカデミー)/長崎美柚(JOCエリートアカデミー/大原学園)が準優勝、平野美宇(日本生命)/石川佳純(全農)がベスト4と、日本勢が好成績を残した。
女子シングルスで圧巻のパフォーマンスを見せて決勝に勝ち上がった伊藤。1回戦では昨年のジャパンオープンで敗れている顧玉テイ、そして準決勝ではリオ五輪金メダリストの丁寧という2人の中国人サウスポーを撃破。特に丁寧戦では第3ゲームでラブゲームを果たすなど、「大魔王」の呼び名にふさわしい戦いぶりを見せた。しかし決勝は、過去3戦全敗の世界ランク1位・陳夢(中国)の強烈な両ハンドドライブを止められず準優勝。先月のハンガリーオープンに続く、ツアー2連勝はならなかった。
伊藤美誠 PHOTO:@ITTFWorld
また伊藤はミックスダブルスでも活躍。前回のハンガリーオープンではパートナーの水谷が首を痛めたために途中棄権となったが、今回は水谷もキレのあるプレーを見せて、決勝では中国の若手ペア、王楚欽/孫穎莎(中国)に勝利。今シーズン初優勝を達成し、東京五輪に向けてさらなる弾みをつける優勝を飾った。
女子ダブルスでは、2019年ワールドツアーグランドファイナル優勝の木原美悠/長崎美柚が危なげない勝ち上がりで決勝進出するも、準決勝で平野美宇/石川佳純を下した王曼イク/朱雨玲(中国)にあと一歩及ばず準優勝となった。
木原美悠/長崎美柚 PHOTO:@ITTFWorld
一方、男子シングルスは1・2回戦で日本勢が全滅。張本智和(木下グループ)は、今年のドイツオープンと直後のTリーグで2連敗を喫している38歳の台湾のレジェンド・荘智淵にまたも敗れて1回戦敗退。また2回戦に進んだ水谷隼は中国の梁靖崑を相手に3-0とリードを奪ったが、そこから4ゲームを連取され悔しい逆転負けを喫した。
張本智和 PHOTO:@ITTFWorld
●男子シングルス
優勝:樊振東(中国)
準優勝:ピッチフォード(イングランド)
ベスト4:許キン(中国)、王楚欽(中国)
●女子シングルス
優勝:陳夢(中国)
準優勝:伊藤美誠(日本)
ベスト4:丁寧(中国)、王曼イク(中国)
●男子ダブルス
優勝:馬龍/許キン(中国)
準優勝:ドリンコール/ピッチフォード(イングランド)
ベスト4:樊振東/王楚欽(中国)、何鈞傑/黄鎮廷(香港)
●女子ダブルス
優勝:王曼イク/朱雨玲(中国)
準優勝:木原美悠/長崎美柚(日本)
ベスト4:平野美宇/石川佳純(日本)、リン・イエ/ユー・モンユー(シンガポール)
●ミックスダブルス
優勝:水谷隼/伊藤美誠(日本)
準優勝:王楚欽/孫穎莎(中国)
ベスト4:何鈞傑/李皓晴(香港)、ロブレス/シャオ・マリア(スペイン)
