
2020-21シーズンMVPの早田ひな 写真:長田洋平/アフロスポーツ
4シーズン目を迎えた卓球「ノジマTリーグ2021-2022」が9月9日、大田区総合体育館で開幕した。初日に行われた男子の琉球アスティーダ対木下マイスター東京の一戦に続き、10日は女子の初戦が行われる。
対戦カードは4連覇を狙う日本生命レッドエルフと新規参戦の九州アスティーダという注目の初顔合わせだ。
今季リーグのテーマは「この夏の熱さは、まだまだ続く。」。夏の東京オリンピックで混合ダブルス金メダル、女子団体銀メダル、男子団体銅メダルを獲得する大活躍を見せた日本卓球の勢いをTリーグに繋げる狙いがある。
優勝候補筆頭の日本生命、豊富な戦型の九州
リーグ3連覇の日本生命レッドエルフは今シーズンも磐石の布陣。昨季、前期MVPとシーズンMVPに輝いた早田ひなと、オリンピック初出場の東京大会で女子団体銀メダルに貢献した平野美宇のツインエースを筆頭に、2019-2020シーズンMVPの森さくら、東京オリンピック4位のユー・モンユー(シンガポール)、韓国のエースで東京オリンピックベスト8のチョン・ジヒら申し分ない面々が揃う。
そして今シーズンは2019年ITTFワールドツアー・グランドファイナル女子ダブルスで優勝した長﨑美柚が加入。ダブルスでもシングルスでも実力を発揮できる新戦力が加わった。
同チームでは8日、ダブルス巧者でチームの牽引役だった前田美優が現役引退を発表したばかり。その穴を埋める役割が長﨑に期待される。
Tリーグ参戦の佐藤瞳・橋本帆乃香 PHOTO:Itaru Chiba
女子5つ目のチームとして誕生した九州アスティーダにも実力者が揃った。特徴的なのはバラエティに富んだ戦型。まずチームの柱である佐藤瞳と橋本帆乃香は言わずと知れた世界屈指のカットマン。世界卓球2019ハンガリー女子ダブルスでは銅メダルを獲得した実績もある。
また異質攻撃型もユニークで、ラケットのフォア面が表ソフト、バック面が粒高の1枚ラバーという出澤杏佳、バック面の粒高ラバーから変化のある打球を放ち相手を翻弄するヤン・シャオシン(モナコ)がいる。
攻撃マンにはインターハイ3冠の横井咲桜、東京オリンピック代表で17歳の韓国の新星シン ユビンら伸び盛りの若手を揃えた。手強い新チームがいきなり台風の目になる可能性は高い。
<10日のベンチ入りメンバー>
●日本生命レッドエルフ
森さくら
笹尾明日香
麻生麗名
長﨑美柚
篠原夢空
早田ひな
●九州アスティーダ
出澤杏佳
有延優希
佐藤瞳
面田采巳
橋本帆乃香
横井咲桜
初めて5チームで競う「ノジマTリーグ2021-2022」。日本生命レッドエルフの4連覇か。それを阻止するチームは現れるのか? 女王の座を巡る熱き戦いが幕を開ける。
(文=高樹ミナ)
