日本生命レッドエルフ Photo:Itaru Chiba
ノジマTリーグ2021-2022が10日、大田区総合体育館で開幕。女子開幕戦はリーグ3連覇中の日本生命レッドエルフが、4シーズン目にして初の新チーム 九州アスティーダを破って今シーズン1勝目を挙げた。
日本生命には、引退を表明した前田美優の穴を埋めるように長﨑美柚が加入。盤石の布陣を整える中、新チームの九州にはミキハウス所属のカットマン佐藤瞳・橋本帆乃香など強力メンバーがそろい、熱戦が期待された試合だった。
第1マッチはダブルス。日本生命は森さくらに加え、2019年世界ジュニア女王の長﨑美柚の強力ペア。対するは2019年世界卓球銅メダルの佐藤・橋本ペアと、豪華な組み合わせがいきなり実現した。
まず豪打の日本生命ペアが第1ゲームをリード。チームでの初試合となる長﨑も堂々たるプレーで11-5と先制する。だが2ゲーム目は一気に前に出た佐藤のバックスマッシュが決まり、11-8で取り返す。
第3ゲームはドライブとカットの我慢比べのまま10オールに。長﨑の3球目フォアドライブが決まり、13-11で日本生命が辛くも1点を挙げた。
長﨑美柚/森さくら Photo:Itaru Chiba
第2マッチ、日本生命は東京五輪リザーブで昨シーズンMVPの早田ひな。九州は今年のインターハイ三冠の17歳・横井咲桜が登場した。
第1ゲームは早田が9-9から2本ゆるいドライブで待ちを外し11-9で先制。第2ゲームは徹底したミドル攻めから横井が抜けだして11-6で取り返す。
3ゲーム目は早田が常に少しずつ上回って11-4で奪い返す。第4ゲームはお互いがハーフロングのサーブからカウンターを狙う展開。ここも早田が11-9で逃げ切り、日本生命が2勝で王手をかけた。
早田ひな Photo:Itaru Chiba
あと1勝で勝負が決まる第3マッチ。日本生命は新加入選手で、全日本学生選抜を優勝した笹尾明日香。対する九州は、2019年アジアジュニア選手権2位の出澤杏佳が出場した。
1ゲーム目は競り合いで笹尾が11-10と奪い、第2ゲームも先に攻めた笹尾がラリーの主導権を握って11-10でここも制す。
第3ゲームも笹尾が7-5とリードするが、要所でミドルを攻めた出澤が11-9と逆転で獲得。4ゲーム目も攻める笹尾と守る出澤の図式となり、ドライブを振り切った笹尾が11-9で奪取し、日本生命レッドエルフの勝利を決めた。
笹尾明日香 Photo:Itaru Chiba
日本生命は、勝ち点3か4が決まる第4マッチ。日本生命は長﨑美柚、九州は橋本帆乃香が再び登場した。
カットの守りと攻撃のメリハリが効いた橋本。第1ゲームは11-10、次も11-7で奪い、長﨑がドライブで押し込む展開を最後まで作らせず、第3ゲームも橋本が11-6とストレートで圧倒し、一矢報いた。
「タレント集団」とも言われた九州を開幕戦で退けた日本生命。4連覇へ向けて好スタートを切った。
橋本帆乃香 Photo:Itaru Chiba
【Tリーグ女子開幕戦】
日本生命レッドエルフ 3-1 九州アスティーダ
■第1マッチ
森さくら/長﨑美柚 2‐1 佐藤瞳/橋本帆乃香
11-5/8-11/13-11
■第2マッチ
早田ひな 3-1 横井咲桜
11-9/6-11/11-4/11-9
■第3マッチ
笹尾明日香 3‐1 出澤杏佳
11-10/11-10/9-11/11-9
■第4マッチ
長﨑美柚 1‐3 橋本帆乃香
10-11/7-11/6-11
Photo:Itaru Chiba