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卓球日本勢がアジア選手権4種目を制覇!9個のメダル獲得は大会最多

2021.10.10
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2021.10.10

早田ひな、佐藤瞳、長崎美柚、芝田沙季、安藤みなみ 写真:新華社/アフロ

 3週間を超えるドーハ滞在から卓球日本代表団が10月6日に帰国した。

WTTスターコンテンダー閉幕の3日後、同じ会場で開幕した「アジア選手権」<9月28日~10月5日>では、早田ひな(日本生命)が女子団体とシングルス、ミックスダブルスを制し3冠を達成。

日本勢の3冠は1974年横浜大会の枝野とみえ以来47ぶりの快挙であり、早田は前週のWTTスターコンテンダー2冠に続き驚異的な集中力と強さを見せた。

 その早田とのミックスダブルスで日本勢43年ぶりの金メダルに輝いた戸上隼輔(明治大学)もまた、出場4種目全てでメダル獲得。

宇田幸矢(明治大学)とペアを組んだ男子ダブルスでも金メダルを手にし、男子団体とシングルスでは銅メダルを獲得する活躍ぶりだった。

今大会、金と銅を合わせ9個のメダルを量産した日本勢は、8個(金3、銀4、銅1)のメダル獲得の韓国を上回り最多メダル数を記録している。

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早田ひな 写真:新華社/アフロ


 4種目でメダルを獲得した戸上も健闘。特に今回はダブルスで力を発揮し、WTTスターコンテンダーで初めてペアを組み優勝した早田と金メダル。決勝では2大会続けて韓国のエースペアであるチャン ウジン/チョン・ジヒを破った。

 また男子ダブルスでも明治大学の同期である宇田と息の合ったペアで韓国のチャン ウジン/イム ジョンフンを撃破し金メダル。

一方、男子シングルスでは31歳のベテラン、イ サンス(韓国)に準決勝で敗れ、戦術の上手さと経験の違いを見せつけられた。

 そのイ サンスは男子シングルスでアジア選手権初の金メダルに輝いた。これは韓国勢として初の快挙。また韓国は男子団体でも25年ぶりの金メダルを獲得している。

韓国では東京オリンピック代表のチョン ヨンシクが出場しなかった。年内の代表活動休止を表明しているチョン ヨンシクは世界卓球2021ヒューストンにも出場しない意向だ。

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安藤みなみ 写真:新華社/アフロ


 日本の女子では、安藤みなみ(TOP名古屋)の活躍も際立った。女子団体金メダルに貢献したのをはじめ、女子シングルスとダブルスで2つの銅メダルを獲得。シングルス準々決勝では韓国のエースで第1シードのチョン・ジヒにフルゲームで勝利する大金星も挙げている。

準決勝では17歳の新鋭で、東京オリンピックにも出場したシンユビン(韓国)に敗れたものの、世界ランク83位の安藤がトップシードを破って準勝進出を果たしたことは驚きをもって報じられ、ITTF公式サイトのニュースで「サプライズ・セミファイナリスト」と伝えられた

 東京オリンピック代表の張本智和(木下グループ)、丹羽孝希(スヴェンソンホールディングス)、伊藤美誠(スターツ)、石川佳純(全農)、平野美宇(日本生命)らがいない中で結果を出したアジア選手権の日本代表団。日本の選手層の厚さを示した大会だったと言えるだろう。

<日本勢の結果>
■男子団体 銅メダル
木造勇人、戸上隼輔、篠塚大登(愛工大名電高校)、村松雄斗(東京アート)、吉村和弘(岡山リベッツ)

■女子団体 金メダル
早田ひな、安藤みなみ、長崎美柚(日本生命)、芝田沙季(ミキハウス)、佐藤瞳(ミキハウス)

■男子シングルス
戸上隼輔 銅メダル

■女子シングルス
早田ひな 金メダル
芝田沙季 銅メダル
安藤みなみ 銅メダル

■男子ダブルス
戸上/宇田 金メダル

■女子ダブルス
長崎/安藤 銅メダル

■ミックスダブルス
戸上/早田 金メダル

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