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世界ユースで中国勢を撃破し金銀独占!木原美悠と張本美和の強さの秘密をDEEP解説【卓球ジャパン!】

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2月4日放送の「卓球ジャパン!」は、昨年12月にチュニス(チュニジア)で行われた世界ユース2022を大特集。U-15(15歳以下)とU-19(19歳以下)の2部門それぞれで男女団体、男女シングルス、男女ダブルス、混合ダブルスが開催されたが、日本選手は14個のメダルを獲得。

中でも圧巻なのが、女子シングルスU-19で中国勢を連破して金銀を独占した木原美悠と張本美和だ。

ゲストに元日本代表男子監督で現在は木下グループ総監督の倉嶋洋介、女子ホープスナショナルチームヘッドコーチの藤井寛子を迎え、木原と張本の強さの秘密をDEEPに掘り下げた。

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張本は、前回大会ではU-15の4種目すべてで優勝する偉業を達成し、今大会では14歳ながらU-19に出場。その4種目すべてで表彰台に上がった。

「いやもう信じられません。1学年違うだけでかなり違うんですよね」(藤井)

「中学2年生の野球チームが大阪桐蔭に勝つみたいなことですよね。卓球ってほんと恐ろしいことが起きるよな」(MC武井壮)

まさに破格の選手だ。張本の準決勝の相手は中国のホープ、陳シュウ。張本より4歳年上の18歳で、177cmの長身でリーチの長さを活かした両ハンドが武器だ。

その陳シュウに対して張本は第1ゲームから積極的にレシーブでチキータを連発し、16-14で競り勝った。

倉嶋から見た張本の長所は、攻撃的しながらも守るときはしっかり守り、カウンターにつなげる攻守のバランスだという。それを支えているのが週2回のウエイトトレーニングだ。

「どういう体勢になっても頭の中心軸がずれない」「相手のパワーに打ち負けない体の強さがある」と藤井も語る。

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その後、ゲームを取り合い、最終ゲームに突入。その出だしで張本は2連続でレシーブエースを取る。1本目は、この試合で初めて見せる逆チキータ、そして2本目はフォアフリックだった。こうした思い切った発想の転換をできるのは頭のよさを示していると倉嶋。

その後4-5と逆転されたが、ここからなんとチキータでのレシーブエースを5本も決め、11-7でこの中国のホープを下してしまった。張本のこのゲームでのレシーブエースは実に8本にも及んだ。特に強烈なのはチキータだった。「中学校2年生の女子として、あれだけ強いチキータを打つのは世界で唯一」と倉嶋も太鼓判を押す。

今後のさらなる成長のカギは、決め切ることのできるフォアハンドと、それを可能にするフットワークだという。

「早いんですけど、ロサンゼルスオリンピックの時点でもまだ20歳なんですね」(武井)

「そこまで順調に行けばいいんですけど山あり谷ありですから」(倉嶋)

「谷なんか関係ねえって感じな気もしますけどね、彼女に関しては」(武井)

過度の期待は選手には負担となるが、どうしても期待させてしまう張本の強さだ。

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一方の木原の準決勝の相手は、前回大会の決勝で敗れた同い年の18歳、蒯曼。中国女子ナショナルチーム唯一のサウスポーで、丁寧二世と期待される選手だ。

木原は過去4回戦って一度も勝てておらず、この試合でも第1ゲームを奪われたが、続く2ゲームを見事に奪い返した。前回大会も見ている藤井は、木原の体格、特に下半身が見違えるようにしっかりしてきたと感心する。

第4ゲーム、9-10とゲームポイントを取られた場面では、それまでバックハンドの表ソフトで打っていたボールをフォアハンドで回り込み、強烈なドライブを放った。

「バックの表ソフトを攻められるのを読んで回り込んで攻め、決めきれる力がついてきている」(藤井)

第5ゲームも激闘となり、13-11でついに4連敗の雪辱を果たした。

団体戦では最年長でありながら2点を落としてチームが負けたため、相当な重荷を背負っての勝利だった。

こうして女子シングルス決勝は日本人対決となった。

「決勝の日本人対決はおそらく男女通じて初だと思います」(倉嶋)

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木原と張本は同じTリーグ「木下アビエル神奈川」の所属。日頃から練習をやっているのでお互いに手の内はわかっている。日本勢同士の対戦のため、お互いにベンチコーチなしで試合が始まった。

木原は張本に得意のチキータをさせないように工夫したサーブでゲームカウント3-1とリードした。第5ゲームは序盤から競り合い、張本が6-7となったところでタイムアウト。再開後、この試合で初めて使う半しゃがみ込みサーブを出してサーブエースを取った。

「コーチもいないのに自分でタイムアウトを取って、タイムアウト明けに自分で考えてこのサーブを急に出す勇気がすごい」(倉嶋)

最後は木原が地力を見せて11-8で取り、世界ユースU-19女子シングルス初優勝となった。

「卓球王国日本がちょっと城壁ぐらいは出来上がってきてる感じがします」と武井が語るのも、あながち見当違いとは言えないかもしれない。2人の活躍に期待が高まる。

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