
伊藤美誠、平野美宇 PHOTO:Itaru Chiba
パリ五輪日本代表選考会・全農CUP大阪大会(11月25~26日/Asueアリーナ大阪)
25日、女子シングルス準々決勝で伊藤美誠(23=スターツ/五輪選考ポイント3位)が張本美和(15=木下アカデミー/同6位)にゲームカウント2-4で敗れた。
パリ五輪シングルス出場圏内の2位、平野美宇(木下グループ)との差は24.5ポイント。差を詰めたい伊藤の前に、中国も恐れる最強の若手・張本が立ちはだかった。
第1ゲームはドライブで攻めたい張本に対し、伊藤がミート打ちで先手を取って10-5とリードする。ここからフォア側を攻めた張本が10-9と迫るも、張本のYGサーブを破った伊藤が11-9で先取する。
だが2ゲーム目、張本は多様なロングサーブで伊藤のレシーブを乱してリードし、スケールの大きいドライブで11-6と取り返す。
伊藤はフォア側へのハーフロングサーブで張本のレシーブを惑わし、高い打点からミート打ちをたたき込み11-7で奪う。第4ゲームは張本が6-3と抜け出してから伊藤が追いつくも、ラリーに強い張本が「あと一本」をねじ込み11-8で奪い返す。
第5ゲームはまず先に強打を放った伊藤が先行するが、張本はバック側に出していたロングサーブをフォア側にも出しつつ、ラリー力を武器に逆転。11-6でここも取る。
6ゲーム目も張本がバックハンドの打ち合いで優位に立ち、パワードライブで伊藤を仕留める。最後は15歳が技術とパワーで抜け出し、11-6として勝利を収めた。
現時点で平野とのパリ五輪選考ポイント差を詰められなかった伊藤。パリ五輪シングルス出場へこの後の順位決定戦で少しでも上の順位を目指す。
なお同準々決勝で平野美宇(23=木下グループ/同2位)は長﨑美柚(21=木下グループ/同7位)と対戦。平野が長﨑にゲームカウント0-4で敗れ、パリ五輪選考ポイントの2位と3位がともに順位決定戦に回る、波乱の展開となった。なお、伊藤と平野はこの後行われる5-8位順位決定戦での直接対決が決まった。
<全農CUP大阪大会 女子シングルス準々決勝>
伊藤美誠 2-4 張本美和
11-9/6-11/11-7/8-11/6-11/6-11
平野美宇 0-4 長﨑美柚
7-11/8-11/11-13/9-11
