
張本美和・早田ひな・平野美宇 PHOTO:Itaru Chiba
世界卓球2024団体戦<2月16日~25日/韓国・釜山> 16日、女子のグループリーグ第1戦で日本(世界ランク2位)がルクセンブルク(同19位)をマッチカウント3-0で破り、初戦を飾った。
今大会のベスト8進出で与えられる、パリ五輪団体とシングルスの出場枠を獲得するため、いつも以上に重要な世界卓球。
最強の60歳、ニー・シャーリエンを擁するルクセンブルクに対し、日本は初戦から全員パリ五輪代表候補予定メンバーで迎え撃った。
第1試合は、今年の全日本女王で世界5位の早田ひな(23=日本生命)が、ニーとともに世界卓球2021女子ダブルスで銅メダルを獲った、デヌッテ(31=同121位)と対戦。
ストレートへのバックハンドを武器に、第1ゲーム序盤は早田に食らいつくデヌッテ。しかしフォアハンドの決定打を軸に中盤から突き放した早田が11-5で先制する。
第2ゲームはYGサーブにカットブロックと、業師ぶりを見せるデヌッテと中盤まで競り合うが、勝負どころで一気に得点した早田が11-7で奪う。
3ゲーム目はデヌッテにリードされるが、早田は投げ上げサーブからエースを連発し、9-8と逆転。デヌッテはタイムアウトを取るも、早田が強打で11-9と押し切ってストレート勝ちを果たした。
第2試合は、この試合が世界卓球へのデビューとなる15歳、張本美和(木下グループ/同16位)と、WTTフィーダーハビージョフ2023覇者の60歳、ニー・シャーリエン(同46位)との戦い。
しかし第1ゲーム3-2の場面で、得点システムの故障により中断に。10分ほど経って再開するが、ペンホルダーラケットに粒高ラバーを貼るニーのくせ球に手こずり10-10に。だが張本が攻めきって12-10で先制する。
コースを突いたループドライブ、決めに行くスピードドライブで次々と得点する張本。長いツッツキやサーブでもニーを惑わせ、11-3で2ゲーム目も奪う。
第3ゲームは攻撃的に立ち回るニーに2-4とリードされるが、チャンスボールを逃さず両ハンドで決めた張本が11-8で取り、年齢差4倍の対決を制して快勝した。
第3ゲームは攻撃的に立ち回るニーに2-4とリードされるが、チャンスボールを逃さず両ハンドで決めた張本が11-8で取り、年齢差4倍の対決を制して快勝した。
ゲームカウント2-0で迎えた第3試合は、平野美宇(23=木下グループ/同18位)がゴンデリンガー(30=同246位)と対戦。
相手の立ち位置を見極め、適宜絶妙なコースを突く平野。巻き込みロングサーブでエースも奪い、第1ゲームは一気に11-2で奪う。
2ゲーム目は思い切ったカウンターを放つゴンデリンガーと競り合うが、フォアストレートへのエースボールを交えて抜け出し、11-6でここも取る。
落ち着き払った対応で、フォアに飛ばされても追いつく平野。第3ゲームも一度もリードを許さず、詰将棋のように相手を攻略した平野が11-4として勝利を決めた。
終わってみれば、オールストレート勝ち。近年最強とも言われる日本代表が、これ以上ない好スタートを切った。
<世界卓球2024団体戦 グループリーグ女子>
日本 3-0 ルクセンブルク
※5試合制(3戦先勝)
<第1試合>
早田ひな 3-0 デヌッテ
11-5/11-7/11-9
<第2試合>
張本美和 3-0 ニー・シャーリエン
12-10/11-3/11-8
<第3試合>
平野美宇 3-0 ゴンデリンガー
11-2/11-6/11-4
<第4試合>
早田ひな - ニー・シャーリエン
<第5試合>
張本美和 - デヌッテ

