
平野美宇・早田ひな・張本美和 PHOTO:Itaru Chiba
世界卓球2024団体戦<2月16日~25日/韓国・釜山> 23日、女子の準決勝で日本(世界ランク2位)が香港(同6位)をマッチカウント3-0で破り、決勝進出とともに5大会連続の銀メダル以上が確定した。
昨日の準々決勝ではルーマニア(同7位)を破り、ここまで1人も負けずに勝ち上がってきた日本。
相手は長らくアジアの強豪として君臨し、昨日は台湾(同4位)を倒して2大会ぶりのメダルを確定させた香港だ。
張本美和 PHOTO:Itaru Chiba
第1試合は、日本が15歳の張本美和(木下グループ/世界ランク16位)を抜擢し、2019年世界卓球8強の杜凱琹(27=同65位)と対戦。
試合開始から女子には珍しいYGサーブを連発して、強烈なフォアで押す杜凱琹。第1ゲームは7-7から杜凱琹のアップサーブとツッツキを打てず、張本が7-11で先制を許す。
2ゲーム目は5-2と張本がリードするが、杜凱琹に台から出たショートサーブを強打されるなど6連続失点。その後7-8でタイムアウトとなり、伊藤美誠の助言通りフォアミドルを攻め9-8と逆転も、押し返され9-11でここも失う。
あとがない第3ゲームは杜凱琹のカウンターをかいくぐって張本が攻める。意表を突くストレート攻撃も効いて11-4で取り返し、4ゲーム目も2-4のビハインドから、張本の鋭い3球目攻撃が決まり11-6でここも奪う。
最終第5ゲームは張本がミドルからフォア側を突いて6-1に。2点取られたところで日本はタイムアウトで流れを切り、張本はバックストレートを何度も抜いて11-5とし、ゲームカウント0-2からの大逆転で一勝目を挙げた。
早田ひな PHOTO:Itaru Chiba
第2試合はエース・早田ひな(23=日本生命/同5位)と中国出身の朱成竹(27=同51位)との一戦。
カウンターのうまい朱に対し序盤は2-5と出遅れるが、早田は投げ上げサーブからの強打で競り合いに持ち込み、最後は朱のサーブミスで14-12で先制する。
早田は機を見て空いたフォア側にエースボールを決め、ゆるいボールでミスを誘うなど台上を掌握し、2ゲーム目も11-3で奪う。
第3ゲームは早田曰く「(朱の)フワッとした球」で中盤までリードされるが、速攻やリズムを変えた攻めで逆転。最後はロビングで取って11-7とし、エースが2勝目を飾った。
平野美宇 PHOTO:Itaru Chiba
決勝進出に王手をかけた第3試合、平野美宇(23=木下グループ/同18位)がリオ五輪16強の李皓晴(31=同143位)と対戦。
平野はチャンスボールをパワードライブで両サイドを次々と抜き、第1ゲームを11-5で先制。2ゲーム目も3球目攻撃をどんどん決め、ツッツキも効果的に使って11-5で連取する。
第3ゲームは3-0の場面で香港がたまらずタイムアウトを取り、その後相手のネットインとエッジボールが続くも、平野はバックハンドの打ち合いから突き放す。そのまま11-5で奪ってストレートで勝利した。
日本は張本が苦戦するも、終わってみれば7戦連続となるストレート勝ちを決め、決勝進出。日本は1971年名古屋大会以来、53年ぶりの金メダルに挑む。

<世界卓球2024団体戦 女子準決勝>
日本 3-0 香港
※5試合制(3戦先勝)
<第1試合>
張本美和 3-2 杜凱琹
7-11/9-11/11-4/11-6/11-5
<第2試合>
早田ひな 3-0 朱成竹
14-12/11-3/11-7
<第3試合>
平野美宇 3-0 李皓晴
11-5/11-5/11-5
<第4試合>
早田ひな - 杜凱琹
<第5試合>
張本美和 - 朱成竹
<女子日本代表の勝ち上がり>
<準決勝>
日本 3-0 香港
<準々決勝>
日本 3-0 ルーマニア
<2回戦>
日本 3-0 クロアチア
<グループリーグ>
日本 3-0 ブラジル
日本 3-0 南アフリカ
日本 3-0 イラン
日本 3-0 ルクセンブルク

