早田ひな PHOTO:Itaru Chiba
「世界卓球2025ドーハ(個人戦)」<5月17日(土)〜25日(日)>の組み合わせ抽選会が行われ、注目のドローが確定した。
男子シングルスは128人、女子シングルスには126人が出場。第1〜4クオーターと呼ばれる4つのブロックから各2人が準々決勝に駒を進め、勝った選手が準決勝、決勝へと進む。試合は全て7ゲームマッチで行われる。
カタールの首都ドーハで世界卓球が開催されるのは2004年以来、21年ぶり2度目だ。
メイン会場はWTTでもおなじみのルサイル・アリーナ。サブ会場にはカタール大学スポーツコンプレックスが使われる。
張本美和の初メダルも早田の2大会連続メダルも中国超えが必須
世界ランク6位で女子日本トップの張本美和(木下グループ)は同2位の王曼昱(中国)と同じ第4クオーターに入った。
実力的に見て1、2回戦は順当な勝ち上がりが予想されるが、鬼門は3回戦。2024年アジア選手権決勝で敗れたキム・クムヨン(北朝鮮/世界ランク57位)との対戦が濃厚だからだ。
2024年パリ五輪ではリ・ジョンシクとペアを組んだ混合ダブルス初戦で、張本智和(トヨタ自動車)/早田ひな(日本生命)ペアを下し銀メダルに輝いたキム。
ラケットのフォア面に表ソフトラバー、バック面に粒高ラバーを貼る変則プレーヤーでデータも少ないとあって対応が難しい難敵だ。
張本が3、4回戦を突破し準々決勝に勝ち進むと十中八九、王曼昱との対決が待つ。
2人の直近の対戦は2週前のITTFワールドカップ マカオ。本戦初戦で張本はフルゲーム(7ゲームマッチ)10-12で惜敗した。
個人戦は初出場となる世界卓球2025ドーハで王曼昱に雪辱なるか。勝てば6度目の挑戦で初勝利とあって大きな見どころだ。
前回の個人戦にあたる世界卓球2023南アフリカ3位決定戦で歴史に残る死闘の末、銅メダルをもぎ取った早田ひな(日本生命/世界ランク7位)は陳幸同(中国/世界ランク3位)と同じ第3クオーターに入った。
第4シードまでを占める中国勢の中では勝機がありそうに思えるが、過去の対戦成績は陳幸同の3戦全勝。2人が当たるのは準々決勝で早田にとって大きな山場となる。
だが、その前の4回戦で当たる可能性が高い石洵瑶(中国/世界ランク24位)との同世代対決も警戒が必要だ。
大藤沙月と平野美宇が4回戦で対戦!? 孫穎莎に挑戦するのは
昨年、大ブレークを果たした世界ランク8位の大藤沙月(ミキハウス)は同1位の孫穎莎(中国)と同じ第1クオーター。
3回戦まで目ぼしい敵は見当たらないが、ベスト8決定の4回戦で平野美宇(木下グループ/世界ランク18位)との対戦が予想される。
大藤がブレークするきっかけとなった昨秋のWTTチャンピオンズ モンペリエ。大藤は2回戦で平野をストレートで下したが、世界卓球ではどうか?
対する平野は銅メダルに輝いた世界卓球2017ドイツ以来となるシングルスのメダルを狙うが、準々決勝に勝ち進んだ場合、孫穎莎を超えなければならない。
一方、意外にも世界卓球ではシングルスのメダルがない伊藤美誠(スターツ/世界ランク9位)は金銀銅メダルに輝いた東京五輪以降、「世界卓球でメダルを取る」ことをモチベーションに復調してきた。
2週前のITTFワールドカップ マカオではシングルスで銅メダル獲得と調子を上げている。
その伊藤は王芸迪(中国/世界ランク4位)と同じ第2クオーター。2人が対戦するとすれば準々決勝だ。
そこまでに3回戦で変則ラバーのアクラ(インド/世界ランク35位)、4回戦で台湾不動のエース鄭怡静(世界ランク11位)との対戦が濃厚だが、鄭怡静の初戦の相手パク・スギョン(北朝鮮/世界ランクなし)はデータが少なく不気味な存在だ。
(文=高樹ミナ)
日本代表 女子シングルス出場選手
張本美和(木下グループ/世界ランク6位)
早田ひな(日本生命/世界ランク7位)
大藤沙月(ミキハウス/世界ランク8位)
伊藤美誠(スターツ/世界ランク9位)
平野美宇(木下グループ/世界ランク18位)
※最新のITTF世界ランキング(第19週)を参照
世界卓球2025
5月17日(土)〜25日(日)開催!
テレ東系・BSテレ東で連日放送
U-NEXTでは日本勢の注目試合を独占ライブ配信
試合速報、日程結果などは
特設HPへ https://tvtokyo.tv/4kvQamn