<2026年2月19日(木)~3月1日(日)WTTシンガポールスマッシュ@シンガポール>
2月25日、女子シングルス2回戦が行われ、世界ランキング10位の早田ひな(25=日本生命)が、同40位の何卓佳(27=中国)をゲームカウント3-2で下し、ベスト16入りを果たした。
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1回戦をフルゲームで勝ち抜いた早田。2回戦ではバック面に粒高ラバーを貼る異質型の難敵・何卓佳と初対戦となった。
第1ゲームはデュースの末に10-12で落とす。バックハンドのタイミングが合わず、自身の凡ミスも絡んで主導権を握れなかった。

しかし第2ゲーム、5-10と追い込まれた場面から怒涛の反撃を見せる。強気の攻めで追いつくと、5度目のゲームポイントをものにし、18-16で奪取。会場の空気を一変させた。
第3ゲームを落とし再びリードを許すも、第4ゲームは積極的に回り込みフォアハンドを多用。ドライブで得点を重ね11-7で取り返し、勝負は最終第5ゲームへ。
最終ゲームも壮絶だった。10-7とマッチポイントを握りながら4連続失点で逆転を許す。それでも早田は動じなかった。
「最後は自信を持って振っていくこと、そして良さでもあるフォアハンドをどんどん使うことが大事だった」と振り返る通り、再び攻め抜いて13-11。フルゲームの激闘を制した。
試合後のインタビューで早田は、「まさか勝てるとは思いませんでしたが、こんな形でも勝ちは勝ちなのでうれしいです」と安堵の表情を見せた。
何卓佳については、「粒高の選手の中でもトップクラスに守備がうまくて、崩れるまでが長い。本当に何本も返してくる選手」と評価。
その上で「自分の良さでもある足を使って動いて打ちに行けたのは良かった」と胸を張った。
劣勢の場面でも冷静だった。「用具を使っている以上、エッジボールは仕方ない。五分五分のラッキー」と即座に切り替えられたことも勝因の一つだった。
バックサーブを要所で繰り出した点についても、「やってみることがすごく大事。あのタイミングで使えたのは良かった」と手応えを語った。
次戦は蒯曼(中国)とハーシー(ウェールズ)の勝者と対戦する可能性が高い。蒯曼とは直近の対戦で連敗中だという。
「中国人選手に勝つために常に練習してきています。今日みたいな試合になるかもしれないので、最後まで諦めない気持ちで頑張りたい」と力強く前を向いた。
また、この日発表された2026年世界卓球の日本代表にも選出。「選んでいただいたからには、日本代表としての責任と覚悟を持って頑張りたい」と決意を新たにした。
シングルスだけでなく、この日はダブルスでも勝利。「徐々に良くなっている。ちょっとずつ自分たちの成長軸が上がっていけば」と手応えを口にした。
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