中国が警戒する日本のカットマン・橋本帆乃香が中国から2勝!金メダルの立役者に【卓球 アジア選手権】

2026.10.23
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橋本帆乃香 PHOTO:World Table Tennis

<2026年10月22日 第29回 ITTF-ATTUアジア卓球選手権大会2026 女子団体決勝 日本 3-2 中国 @ウズベキスタン・タシケント>

中国卓球界が以前から警戒してきた日本のカットマン、橋本帆乃香(28=デンソー)が、再び中国の前に立ちはだかった。

22日に行われたアジア卓球選手権2026の女子団体決勝で、日本は中国に3-2で勝利し、2年ぶり4度目の金メダルを獲得。世界ランキング14位の橋本が陳熠(同10位)と王芸迪(同4位)を破る2勝を挙げ、優勝の立役者となった。

橋本は第1試合で陳熠と対戦。持ち味のカットで相手の強打に対応しながら、11-9、11-9、11-5のゲームカウント3-0でストレート勝ちを収め、日本に先制点をもたらした。

しかし、第2試合で張本美和が王芸迪に2-3、第3試合で早田ひなが蒯曼に0-3で敗れ、日本は団体スコア1-2と追い込まれた。第4試合で張本が陳熠を3-0で下して同点に追いつくと、勝負は最終第5試合へ。

再び登場した橋本の相手は、世界ランキング4位の王芸迪だった。

第1ゲームは6-10と相手にゲームポイントを握られる苦しい展開。それでも橋本はバックハンドでの攻撃などを織り交ぜて逆転し、12-10で先取した。

第2ゲームは11-3で奪い、第3ゲームを6-11で落としたものの、第4ゲームを11-7で制してゲームカウント3-1で勝利。

中国の世界ランキング上位選手2人を破った橋本が、日本をアジアの頂点へと導いた。

中国メディアでは、今回の決勝以前から橋本の存在が注目されていた。

中国のニュースサイト「新浪新聞」掲載された女子シングルスの組み合わせ分析記事では、橋本を蒯曼にとっての難敵として紹介。

蒯曼が過去3度の対戦で橋本に勝てていないことに触れ、橋本が回転量や球質を変えながら相手のリズムを崩す点を指摘していた。

また、今年2月のアジアカップでは、橋本が陳熠を3-1で破ったことを受け、中国のニュースサイト「捜狐(c)」などが橋本を警戒すべき存在として報道。

守備に徹するだけでなく、相手の隙を突いて攻撃に転じるカットスタイルが、中国選手にとって難しい課題となっていることがうかがえる。

今回のアジア選手権決勝後、中国の温州新聞網は中国の敗戦を報道。孫穎莎、王曼昱の主力2選手が不在だったことにも触れながら、橋本が陳熠と王芸迪を破った結果を伝えた。

日本が団体スコア1-2から逆転し、2年ぶりの金メダルを獲得した一戦。橋本が中国から挙げた2勝は、日本女子のアジア制覇を決定づけるものとなった。

<アジア卓球選手権2026 女子団体決勝>
日本 3-2 中国 ※5試合制(3戦先勝)

<第1試合>
橋本帆乃香 3-0 陳熠
11-9/11-9/11-5

<第2試合>
張本美和 2-3 王芸迪
11-7/9-11/7-11/12-10/8-11

<第3試合>
早田ひな 0-3 蒯曼
7-11/2-11/4-11

<第4試合>
張本美和 3-0 陳熠
11-6/11-8/11-5

<第5試合>
橋本帆乃香 3-1 王芸迪
12-10/11-3/6-11/11-7