
女子日本代表選手 PHOTO:WTT、ITTF
<2026年10月19日(月)~10月25日(日)アジア選手権@ウズベキスタン>
10月22日、女子団体決勝で日本(世界ランク2位)が中国(同1位)をマッチカウント3-1で下し、2年ぶりの金メダルを獲得した。
前々回大会では中国を破っての優勝という50年ぶりの快挙を成し遂げた日本女子。中国が世界ランク1、2位の主力を欠く今回、2年ぶりの頂点を狙うチャンスとなった。
日本は、早田ひな(26=日本生命/同6位)を3番に置き、対中国で高い勝率を誇るカットの橋本帆乃香(28=デンソー/同14位)を2点起用。

第1試合はその橋本が世界ランク10位の陳熠(22)と対戦した。
出足は相手の鋭いドライブに押されたものの、カーブロングでミスを誘いつつ、バックサーブでエースを量産した橋本が終盤の6本連取で第1ゲームを先取。
第2ゲームも競り勝つと、第3ゲームは攻撃も織り混ぜ、最後も6連続ポイントで締めて、ストレート勝利をおさめた。

第2試合はエースの張本美和(18=木下グループ/同3位)対王芸迪(29/同4位)。
第2、第3ゲームはラリーで相手に上回られ、王手をかけられた張本だったが、第4ゲームは2-8から怒涛の巻き返しで逆転。
しかし、最終第5ゲームは攻めのミスが重なってしまい、終盤粘りを見せたものの、張本が惜しくも敗れた。

第3試合、早田ひなは過去1勝5敗と苦手にしているサウスポーの蒯曼(22/同5位)と対戦。
第1ゲーム、互角の滑り出しを見せたものの7-6から5本連取でゲームを奪われる。
第2ゲームは相手の攻めを受け切れず0-8の大量リードを許すと、その後もペースをつかむことができず、ストレート負けを喫した。

マッチカウント1-2となり、あとがなくなった日本。第4試合は張本美和対陳熠。
2022年以降は6勝1敗で大きく勝ち越している張本が、丁寧にミドルと両サイドを突いて第1ゲームを奪うと、第2ゲームも落ち着いてラリー戦を制して王手。
相手に付け入る隙を与えず、第3ゲームも圧倒し、ラストの橋本につなげた。

勝負が決まる第5試合、橋本帆乃香は世界ランク4位の王芸迪と激突。
緩急をつけつつ、要所で強打を放つ相手の手堅いプレーに苦戦したものの、6-10からバックハンド攻撃、サービスエースなどで逆転。
橋本が12-10で先取すると、第2ゲームも5-0で離して驚異の11本連取をあげ、王手をかける。
第3ゲームは強打に押し込まれたものの、第4ゲームは終盤で粘り強いカットを見せて逆転。最後は相手のフォアハンドがオーバーし、橋本が見事勝利。
絶対的王者・中国を下して2年ぶりにアジアの頂点に返り咲いた日本。中国がベストメンバーではなかったとはいえ、日本女子のレベルの高さを改めて証明する、堂々たる戦いぶりを見せた。

<アジア選手権 女子団体決勝>
日本 3-2 中国
※5試合制(3戦先勝)
<第1試合>
橋本帆乃香 3-0 陳熠
11-9/11-9/11-5
<第2試合>
張本美和 2-3 王芸迪
11-7/9-11/7-11/12-10/8-11
<第3試合>
早田ひな 0-3 蒯曼
7-11/2-11/4-11
<第4試合>
張本美和 3-0 陳熠
11-6/11-8/11-5
<第5試合>
橋本帆乃香 3-1 王芸迪
12-10/11-3/6-11/11-7
