|
ジョン・キューザック(ジョナサン役)
運命の恋人サラを探し求めるジョナサンを演じる。ちょっとドジながらも優しくひたむきな役で、キューザックのソフトでロマンティックな一面が引き出されている。
1966年6月28日イリノイ州シカゴ生まれ。父は記録映画の監督、姉ジョーンも俳優という芸能一家に育つ。9歳の時から10年間、ピヴァン・シアター・ワークショップに所属。デビュー作は83年の『恋のスクランブル』。85年の『シュア・シング』で、コミカルなロマンティック映画の主人公を好演して人気者となる。90年のフィルム・ノアール『グリフターズ』では数奇な運命をたどる詐欺師に扮し、高い評価を得る。大ヒット作『コン・エアー』(97)では珍しくアクション・ヒーローを演じてみせたが、切ない恋心を演じた『セイ・エニシング』(89)や、情けない人形使いを演じたヒット作『マルコヴィッチの穴』(99)、音楽オタク役の『ハイ・フィデリティ』(2000)など、ユーモラスな持ち味が生かされた作品で評価されることが多く、2001年夏にはジュリア・ロバーツ共演の『アメリカン・スウィートハート』が全米興行成績、初登場No.1ヒットとなり話題をさらった。<その他の主な出演作>『スタンド・バイ・ミー』(86)、『テープヘッズ』(88)、『ウディ・アレンの影と霧』(90)、『ザ・プレイヤー』(92)、『心の地図』(93)、『ケロッグ博士』『ブロードウェイと銃弾』(94)、『決別の街』(96)、『シン・レッド・ライン』(98)、『クレイドル・ウィル・ロック』、『狂っちゃいないぜ!』、『真夜中のサバナ』(99)
ケイト・ベッキンセール(サラ役)
ジョナサンと運命的な恋をするキュートな英国女性を演じる。話題の超大作『パール・ハーバー』でふたりの男性に愛されるヒロインを演じて、今、最も注目される女優のひとり。
1973年7月26日英国ロンドン生まれ。母は女優、父はテレビ界の人気者という家庭に育つが、ケイトが最初にめざしたのは女優ではなく作家。10代の時に短編や詩を手がけて、W・H・スミス・ヤング・ライターズ賞を2度獲得。しかし、オックスフォード大学在学中から女優として活動を始め、ケネス・ブラナー監督のシェイクスピア作品『から騒ぎ』(93)で映画デビュー。94年にはジョン・シュレシンジャー監督による英国のテレビ映画“Cold
Comfort Farm”が全米で評判となる。95年にゴシック・ロマンの『月下の恋』に主演、97年にはテレビ映画『エマ』でヒロインを演じる。それまでコスチューム映画のヒロインが多かったが、スマッシュヒットとなった『シューティング・フィッシュ』(97)では現代的な青春コメディのヒロイン役で、はつらつとした魅力を見せた。2001年は大躍進の年となり、本作と『パール・ハーバー』、さらにジェームズ・アイボリー監督の評判作『金色の嘘』(共演ユマ・サーマン)と3本の新作が続々と公開。優雅な雰囲気と現代的な明るさがミックスした魅力で、新時代のスター女優として今後の活躍が期待される。一児の母でもある。
<その他の主な出演作>
『ラスト・デイズ・オブ・ディスコ』(98、ビデオ)、『ブロークンダウン・パレス』(99)
ジェレミー・ピヴェン(ディーン役)
ニューヨーク・タイムズに勤めるジョナサンの友人を演じる。バイプレイヤーとしてだけでなく、主役もこなすジェレミー・ピヴェンは、性格俳優としてのキャリアと実力を合せ持っている。
ピヴェンは1988年シカゴで、ジョン・キューザックと共にザ・ニュー・クリミナル・シアター・カンパニーを創立し、それは後に映画製作会社ニュー・クライム・プロダクションズへと発展。このシアター・カンパニーでの出演作は“Fear
and Loathing in Las Vegas”、“Peacekeeper”、“Methusalem”、“Carnage”など。 テレビでは、ABCのシリーズ“Cupid”(98)に出演し、プロデュースもおこなっている。また、ギャリー・シャンドリング主演で、世評の高かったHBOの“The
Larry Sanders Show”(92-98)で、ジェリー・カペン役を演じている。映画ではリドリー・スコット監督の『ブラックホーク・ダウン』(01)や、ブレット・ラトナー監督の『ラッシュアワー2』(2001年8月公開)、キャメロン・ディアス主演の『ベリー・バッド・ウェディング』(98)等に出演。
<その他の主な出演作>
『セイ・エニシング』(89)、『グリフターズ/詐欺師たち』(90)、『ザ・プレイヤー』(92)、『シングルス』(92)、『ヒート』(95)、『ポイント・ブランク/殺し屋の憂鬱』(97)<未>、『コレクター』(97)、『天使のくれた時間』(00)
ジョン・コーベット(ラース役)
気鋭のミュージシャンであり、サラの優しい恋人を演じる。ジョン・コーベットは人気テレビシリーズ『ワンダー・イヤーズ』(88-93)のゲスト出演でブレークを果たし、CBSのTVシリーズ『たどりつけばアラスカ』(90-95)のディスク・ジョッキー、クリス・スティーヴンス役によって注目を集め、この作品でエミー賞とゴールデン・グローブ賞の双方にノミネートされる。また、HBOの“Sex
and the City”(98)では、サラ・ジェシカ・パーカーの相手役を演じている。また、TVシリーズ“THE VISITOR”にもレギュラー出演している。
<その他の主な出演作>
『トゥームストーン』(93)、『ボルケーノ』(97)
モリー・シャノン(イヴ役)
ニューエイジショップに勤めサラの友人を演じる。モリー・シャノンは『サタデー・ナイト・ライブ』のレパートリー劇団(訳註=いつでも演じられるようにしている作品群を順繰りに上演する方式を採用している劇団)の一員として、6クールにわたって出演。彼女が演じたコートニー・ラヴ、ライザ・ミネリ、モニカ・ルインスキーなどのパロディは番組の呼び物となり、一躍人気者に。『サタデー・ナイト・ライブ』に参加する前は、モリーはロサンゼルスのジ・アップ・フロント・コメディ劇場で“The
Rob and Molly Show”に出演していた。これは即興劇で彼女はロブ・ミュアーと共に脚本も手がけている。そして映画界に進出し、ロン・ハワード監督の大ヒット作『グリンチ』(00)等で輝かしい演技を披露。
<その他の主な出演作>
『アナライズ・ミー』(99)、『25年目のキス』(99)『スーパースター 爆笑スター誕生計画』(99)<未>、“Osmosis Jones”(01)、“Wet
Hot American Summer”(01)
ブリジット・モイナハン
(ハリー・シルバーマン役)
ジョナサンを愛する美貌のフィアンセを演じる。ブリジット・モイナハンはその生粋の才能とエネルギーで、ハリウッドの最も有望な若手女優の一人としての名声を急速に獲得しつつある。高視聴率と批評家筋の評価を獲得したHBOの人気TVシリーズ、“Sex
and the City”(98)でミスター・ビッグの妻ナターシャを演じて印象を残した後、ジェリー・ブラッカイマー製作のディズニーの話題作『コヨーテ・アグリー』(00)で、マリア・ベロやタイラ・バンクスらと共に、セクシーな女性バーテンダーを演じて人気を得る。フィル・アルデン・ロビンソン監督によるパラマウント期待のポリティカル・スリラー「トータル・フィアーズ」(“The
Sum Of All Fears”))(02)でベン・アフレックの相手役としてヒロインを演じている。
<その他の主な出演作>
“Whipped”(00)、“In the Weeds”(00)
ユージン・レヴィ
(ブルーミングデールズの販売員役)
イヤミさ加減が微妙なブルーミングデールズの販売員を演じる。ユージン・レヴィのユーモラスな演技力が評判になったのは、なんといってもユニバーサルの大ヒット映画『アメリカン・パイ』(99)。ジェイソン・ビッグス演じる主役の父親役で、そのオフビート感が爆笑を誘っていたのも記憶に新しい。その一方で、脚本や監督も多数手掛けているなど多才で、多くのTVシリーズの他に、『マニアック・マンション』(90)(クリエーター・脚本・監督・製作)や、そしてショウタイムの『Sodbusters』(94)(脚本・監督)などがある。
<その他の主な出演作>
『ランニング』(79)、『スプラッシュ』(84)、『キャノンボール/新しき挑戦者たち』(89)、『花嫁のパパ』(91)、『アイ・ラブ・トラブル』(94)、『クローンズ』(96)、『天国からきたチャンピオン2002』(01)、『アメリカン・サマー・ストーリー』(01)
|