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スイミング・プール
5月15日(土)より
渋谷シネマライズ・日比谷シャンテ シネ
にてロードショー
Introduction
いつまでも美しくありたい全女性に贈るオゾンからの謎かけ。
あなたはどう解き明かす?
  『8人の女たち』で世界中の女性を虜にしたフランソワ・オゾン。最新作『スイミング・プール』は、早くも彼の"集大成にして最高傑作”と世界中の批評家たちから絶賛を浴びた。ヒロインは、ハリウッドでもその独特の存在感を賞賛される『まぼろし』のシャーロット・ランプリング。彼女は本作でヨーロッパ映画賞最優秀主演女優賞を受賞した。もうひとりのヒロインには、アメリカに活躍の場を広げつつあるフランスの妖精、リュディヴィーヌ・サニエを起用。その生まれ持ったスター性で二面性をもつヒロインという難しい役どころを見事に演じきった。オゾン監督の新旧ミューズを迎えて贈る本作で、彼はまたもや女を綺麗にする。若さと成熟、自由と抑制、現実と幻想…。対比する要素が二重三重に絡みあう謎。オゾンは魔術師のような手さばきで、最後には鮮やかに観るものを裏切り、私たちは楽しくも眠れない夜をすごすこととなる。

“見る女”と“見られる女”
  ベテラン推理作家サラ(ランプリング)は、南仏の光の下でまぶしい若さを謳歌するジュリー(サニエ)から目が離せなくなる。ジュリーの生命力と美しさを吸収し、サラの肉体の奥に眠っていた本来の輝きは次第に開花していく。新作を書き終えたサラの表情は、明らかに以前とは違って生きる喜びに満ち溢れているのである。一方ジュリーも、性格も年齢も違う女性に見られることによって、次第に変化していく。それまでは、思春期独特の傷つきやすさがエゴとして表出していた彼女だが、サラとの出会いで自然な女性らしさを表現できるようになる。
  オゾンはこの作品で、全く違った年代の女性が持つそれぞれの輝きをポジティブに表現することに成功した。この作品を観た女性は、いつのまにかオゾンの魔法によって、女に生まれたことの喜びを再発見するに違いない。
 

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