永遠の0

イントロダクション

愛する妻のため、娘のために生き残る。それは壮絶な、運命との戦いだった 。

累計発行部数546万部を突破した空前の大ヒット小説「永遠の0」(百田尚樹著)をテレビ東京が開局50周年特別企画としてドラマ化します。放送は終戦から70年目にあたる2015年。3夜に渡る壮大なスケールで放送を予定しています。

主演は向井理。「臆病者」「卑怯者」と蔑まされながらも、“生き残る”ことに執着し続けた零戦搭乗員の宮部久蔵を熱演しています。物語は、宮部久蔵の孫にあたる司法浪人生の佐伯健太郎とフリーライターである姉の慶子が、母がふともらした「死んだお父さんって、どんな人だったのかな」という言葉をキッカケに祖父の足跡を辿り始めるところからスタートします。元戦友たちが証言する祖父の姿。それは、今を生きる健太郎や慶子にとって予想もしないものであり、また、あまりにも衝撃的なものでした。二転三転する証言に戸惑いながらも徐々に輪郭を帯びてくる祖父の人物像。そして湧いた疑問。 「娘に会うまでは死ねない、妻との約束を守るために」そう言い続けた祖父は、なぜ自ら零戦に乗り特攻隊員として命を落としたのか。 深まる謎を解こうとする健太郎と慶子の心は徐々に変化していきます。それは、宮部久蔵が仲間や教え子たちに投げかけた言葉の数々が、60年という時を経て、受け継がれた(リレーされた)ことを意味します。 「私は死にたくありません」「命は一つしかない!」「どんなに苦しくても、生き延びる努力をしろ!」「戦争は、人を殺すことだ」「必ず、生きて帰ります」「命は惜しいです!」「俺は、絶対に特攻には志願しない」「私は、皆さんに死んで欲しくありません」(シナリオの中に綴られた言葉より) 男らしさとは、愛するとは、人間とは、戦争とは何なのか。 宮部久蔵を通して様々な問いかけが聞こえます。かつて日本が戦争をしていたことや、戦った相手のことや、その戦争に負けたことを知らない世代がいると聞きます。いま、時代が大きく動いていて、混沌とする状況のなか太平洋戦争とはどのような戦争で、私たち日本人は、どのように戦い、どのように生きたのか――ドラマ「永遠の0」は【改めて、“戦争”を考えるキッカケとなる作品を送り届けたい】という私たちの想いを形にしたものです。記憶。それをつなぐこと。想いをリレーすること。【愛する者のために、戦争を生き残ろうと壮絶な運命に挑んだ宮部久蔵からのメッセージ】という形で視聴者の方々に想いをリレーできればと思います。豪華キャストでお送りする開局50周年特別企画「永遠の0」。“戦争ドラマ”の枠を超えた壮大な愛とロマンの物語をご期待ください!
原作百田尚樹『永遠の0』(太田出版 刊)原作者 百田尚樹 コメントこのたび、テレビ東京から『永遠の0』をドラマ化したいという申し出を受けました。三日間通しての放送と聞いて、心が震えました。映画版は原作者である私自身が大いに満足した出来栄えでしたが、もとが600ページ近い長編だけに、原作の世界観が十全に再現されたものではありませんでした。しかし、今回のテレビ東京の企画は、限りなく原作に近づいたものです。脚本も見せていただきましたが、主人公である宮部久蔵だけでなく、彼を取り巻く様々な男たちの姿が生き生きと描き出されていることに感動しました。どんな風に映像化されるのか、本当に楽しみです。タイトルテレビ東京開局50周年特別企画 ドラマスペシャル 「永遠の0(ゼロ)」放送日 2015年2月11日(水・祝)、14日(土)、15日(日) 3夜放送 放送局 テレビ東京・テレビ北海道・テレビ愛知・テレビ大阪・テレビせとうち・TVQ九州放送 出演 向井理 ほか 原作 百田尚樹『永遠の0』(太田出版 刊) 監督 佐々木章光 脚本 櫻井武晴 制作 テレビ東京/テレパック 協力 防衛省 陸上自衛隊 海上自衛隊 鹿屋市