金曜拡大版の新コーナー。さまざまな分野で活躍する"読書人"に、今こそ読んで欲しいと思うお薦めの本を紹介してもらいます。 経済書やビジネス書に限らず、小説、マンガ、雑誌など・・・、意外なエピソードとともに、その本の魅力をお伝えします。
そして、最後に、次の読書人に"本のたすき"をつないでもらいます。読書の駅伝=リレー形式で、みなさまが週末に読む本の参考にしてもらえるような"新たな習慣"になればと思っています。
「スミスの本棚annex(=別館、付録)」では、リレーの合間に、本にまつわる様々な情報をお届けします。どうぞお楽しみに。
WBS スタッフ一同
GUEST 006/禅僧・有馬頼底
2010.05.21
臨済宗相国派 管長。8歳の時に家庭の事情で小僧となり、その後1955年に京都の相国寺に入門し、禅の心を学ぶ。現在は京都仏教会の理事長、さらに相国寺、金閣寺、銀閣寺の住職を兼務。京都の伝統を守り、禅の教えを日本のみならず海外に広め幅広く活動する。
有馬さんが薦める本
「いい人ぶらずに生きてみよう/千玄室」(集英社新書)
著者は、茶道の裏千家第十五代家元。
茶道文化を世界に広めることで平和の大切さを説く千玄室さんが、
生き方のヒントを綴ったエッセイです。
「自分自身に向き合うのではなく、人からどう見られるのかばかりを気にかける。
もしも、いま、あなたが、生きるのがしんどいな、と感じていたら、
考えてみてください。自分の中に『いい人ぶった自分』はいませんか?」
有馬さんが選ぶ1文
「死ぬと分かっている場所に行かなくてはいけない。
死にたくなくても死ななくてはならない。そういう現実を、君たちはどう思う?」
有馬さんは「死者を弔う以前に、人間の死というものに対する気持ちを、
日本の国民一人一人が持たなきゃいけない」と非常に感銘を受けたそうです。
こんな人に読んで欲しい
"若い人全員に読ませたい。青年諸君に全部呼んでもらいたい"
本の"たすき"を渡す人を
「日本画家・森田りえ子さんを推薦します。
型をきちっと守っていながら、その型からいかに抜け出していこうかっていうのが・・」
森本智子のインタビュー後記
http://ablog.tv-tokyo.co.jp/morimoto/2010/05/post-8.html
