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スミスの本棚

金曜拡大版の新コーナー。さまざまな分野で活躍する"読書人"に、今こそ読んで欲しいと思うお薦めの本を紹介してもらいます。 経済書やビジネス書に限らず、小説、マンガ、雑誌など・・・、意外なエピソードとともに、その本の魅力をお伝えします。

そして、最後に、次の読書人に"本のたすき"をつないでもらいます。読書の駅伝=リレー形式で、みなさまが週末に読む本の参考にしてもらえるような"新たな習慣"になればと思っています。

「スミスの本棚annex(=別館、付録)」では、リレーの合間に、本にまつわる様々な情報をお届けします。どうぞお楽しみに。

WBS スタッフ一同

GUEST 017/作詞家・秋元康

2010.10.08

いまや日本一のアイドルグループとなったAKB48。その総合プロデュースを手がけた人物として知られる。高校生のころ、ラジオ番組に台本を送ったことがきっかけで、わずか17歳で放送作家となる。「オールナイトフジ」「夕焼けニャンニャン」など数々のテレビ番組を手がける一方で、「おニャン子クラブ」や「とんねるず」など数多くの曲の作詞も担当。次々とヒットを生んだ。

秋元さんが薦める本

「太陽の季節」/石原慎太郎(新潮文庫)※絶版

☆幻冬舎からも02年に出版
東京都知事の石原慎太郎さんが半世紀以上前に書いた小説(発表1955年)。その内容の過激さから、賛否両論を巻き起こしながらも、1956年に芥川賞を受賞。
裕福な家庭に生まれた主人公の竜哉は、ボクシングに熱中しながら酒や女に溺れた自堕落な生活を送る。そんな中、英子に出会い互いに惹かれあう。しかし、付きまとわれるのに嫌気が差し、兄に英子を5千円で売りつける・・・。

中学生の時に読んで、衝撃を受けたという秋元さんはこう語ります。
「過ちは誰にでもあって、だからこそ、若いということだと思う。それをここまで、クリアに書いた。まさに石原さんが原稿用紙に、ボクシングをするように書いた小説。技巧的にもすばらしいけど、それより何よりエネルギー、石原慎太郎という人のエネルギーに屈服した」

本の"たすき"を渡す人を

「佐藤可士和さんがいいかなと思っているんだけど・・・・。
彼の目を通すと、いろんなものが違う。僕とはまったく違う風にもの見ることができる」

森本智子の取材後記

http://ablog.tv-tokyo.co.jp/morimoto/2010/10/post-12.html