イントロダクション
「日本は絶対立ち直る」――
敗戦後、占領下の日本。
混乱を極めた時代に、
男たちは日本の未来を見据え、
何を考え、どう決断したのか・・・?
熱い魂の物語
第二次世界大戦前、駐英大使の吉田茂(笑福亭鶴瓶)は、極東情勢の悪化に心痛めていた。時を同じくして、世界各国を飛び回っていた白洲次郎(生田斗真)も、世界情勢の機微を敏感に感じとっていた。白洲と親交の深い吉田は、娘・和子(新木優子)らが見守る中、戦争回避に向けて動くが、その甲斐も虚しく、日本は第二次世界大戦に踏み切った。
1945年、終戦。敗戦国となった日本は、アメリカを中心とした連合国の占領の下、“復興”に向けて歩み始める。総司令部GHQと向き合う外務大臣のなり手が誰も見つからない中、先の大戦に猛反対し投獄された過去を持つ吉田に、白羽の矢が立つ。かくして吉田は、外務大臣として、のちに総理大臣として、日本の独立と復興を担うことになる……。吉田は白洲を参謀に据え、最高司令官マッカーサーらと必死の交渉をする。過度な内政干渉など、幾度も緊迫した事態に陥るが、和子や麻生太賀吉(矢本悠馬)、のちに総理大臣となる「吉田学校」の池田勇人(佐々木蔵之介)、佐藤栄作(安田顕)、田中角栄(前野朋哉)、宮澤喜一(勝地涼)らの助け、内縁の妻こりん(松嶋菜々子)の献身的な支えを受け、日本の独立に向け尽力していく。
混乱を極めた激動の時代に、戦後日本の“復興”へ命を懸けて邁進する吉田茂と周囲の人物たちの戦いを、娘・和子の視線から描く骨太ヒューマンドラマ。

原案:麻生和子『父 吉田茂』(新潮文庫刊)



中川順平(テレビ東京 チーフプロデューサー)
コメント
吉田茂と聞いて、何をしたのかすぐ分かる人は、そう多くないと思われます。たいていの人にとっては、「名前を聞いたことがある」や「昔の総理大臣」くらいの存在ではないでしょうか?もちろん私自身もその一人でした。しかし、吉田は単なる教科書上の人物ではありません。むしろ現在の日本に最も大きな影響を与えているのが、吉田茂総理の時代であり、彼の下した「決断」と言っても過言ではないのです。国として自由主義、民主主義を標榜し、アメリカと近い関係で、中国、ロシアとはやや距離感がある。憲法が論議の的となり、米軍基地問題を抱えている… こうした今ある日本の姿は、良きにつけ悪しきにつけ、実は吉田の選択が関係しているのです。
75年前、戦争に負け、連合国に占領された日本。このドラマは、「その後、何があったのか?」を描きます。未曾有の困難に直面した吉田茂と仲間たちは、いかにしてそれを乗り越え、独立を果たしたのか?これは単なる歴史の昔話ではなく、今現在と地続きの、大いなる「決断」を巡る熱い人間ドラマなのです。
吉田茂を演じるのは笑福亭鶴瓶さん。説明不要の国民的お笑い芸人であり、俳優としても絶大な存在感を示しておれらます。吉田茂とは、見た目が似てらっしゃる事にお気づきかと思いますが、それだけでなく、ユーモアを愛する所や、おちゃめで人たらしの面でも、吉田本人を彷彿させます。劇中、吉田が日本の未来を憂い、感情が溢れ出すシーンは、鶴瓶さんご自身の真摯な願いと重なって見える気がしました。文字通り魂のこもった演技は、このドラマ最大の見どころの一つです。
そして吉田と共に重要な役回りを果たすのが白洲次郎です。吉田とは二回りも歳の離れた友人であり右腕。自らの信念を徹底して貫き、当時、圧倒的権力を持ったGHQに対しても一歩も怯まない。日本で初めてジーンズをはいたとも言われるファッションセンスと合わせ、「カッコいい日本人」の代名詞的人物です。そんな白洲を演じるのが、今、人気実力とも最も充実している生田斗真さん。内面的にも外面的にも、日本人のスケールを超えた存在である白洲を、見事に体現して下さっています。ご期待ください!
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番組概要
| 番組名 |
テレビ東京開局55周年特別企画 スペシャルドラマ 「アメリカに負けなかった男~バカヤロー総理 吉田茂~」 |
|---|---|
| 放送日時 | 2020年2月24日(月・休) 夜9時~11時24分放送 | 放送局 | テレビ東京系列(TX、TVO、TVA、TSC、TVh、TVQ) |
| 出演者 |
笑福亭鶴瓶 生田斗真 新木優子 矢本悠馬 前野朋哉 / 安田顕(特別出演) / 勝地涼 佐々木蔵之介 松嶋菜々子 |
| 原案 | 麻生和子『父 吉田茂』(新潮文庫刊) |
| 監督 | 若松節朗 |
| 脚本 | 竹内健造 森下直 守口悠介 |
| 音楽 | 住友紀人 |
| チーフプロデューサー | 中川順平(テレビ東京) |
| プロデューサー |
倉地雄大(テレビ東京) 椋樹弘尚(角川大映スタジオ) 佐藤雅彦(角川大映スタジオ) |
| 製作著作 | テレビ東京 |
| 制作協力 | 角川大映スタジオ |











