2007年2月16日
『自分は飛び込めるか?』
一生忘れられない思い出のなかで、一番ショッキングな出来事が、
小学校4年生のときに、川で溺れたこと、なんです(汗)
当時、父と叔父(父の弟)と3人で川に泳ぎに行き、
学校で習ったばかりのクロールを見せ付けようと調子に乗った僕は、
足が届かない、水深の深いところまで泳ぎ進んでしまいました。
『やばい!!足がつかないっ…』
と思ったときにはもうパニックで、浮かぶことも出来ず、激しく浮き沈み、
水を飲み込み、
『死』を感じていたんです。
とそのとき、不意に体が浮き上がり、どんどん岸に近づいていきます。
叔父が、自分自身は水面に潜り続けたまま、僕を助けてくれたんです。
岸に上がって涙を流す僕を、叔父は笑って見ていました。
…今になって思います。
一瞬でも迷えば、僕は助からなかったかもしれない中、
自分も死ぬかもしれない、あの深い川に、とっさに飛び込んだあの叔父の決断。
自分に、出来るだろうか?
いや、出来ると思ってます、思ってますが、
いざその状況で、本当に出来るのか??
『東武東上線ときわ台駅で、自殺を図った女性を助けようとして電車にひかれ、
亡くなった常盤台交番の宮本邦彦警部』
このニュースを見ながら、叔父のことを思い出しました。
宮本警部は、どんなことを思って線路に飛び込んだのか。
叔父は、どんな気持ちで僕を助けてくれたのか。
僕には、飛び込むことが出来るのか?
大切な人だって、突然いなくなることもある。
『助けてくれてありがとう』の短い言葉を、叔父に言っていなかったこと
今になって思い出した。
2000年に、叔父は47歳で亡くなりました。

