テレビ東京アニメ公式サイト:あにてれ

両親に連れられ田舎に帰ってきた敏晴は、父親からいつになく真剣な表情で、今夜は一人で寝るように約束させられる。
その夜トイレに行きたくなり部屋を出ると、どこからともなく人々の笑い声が聞こえる。声のする部屋の障子を開け、そっと中を覗きこむとそこでは親戚一同が狂ったように体を揺すり笑い転げていた。
彼らは一晩中笑い続けることで、霊的存在を寄りつかせないようにする『笑鎮め(えしずめ)』の儀式を先祖代々続けている一族だったのだ。
しかし敏晴が覗いていることに気づいた人々は驚きのあまり笑いを止めてしまい…。
【この噂の続きはまたどこかで】
会社の出張で、とある田舎の村へやってきた井上は、慣れない山道で足を滑らせ崖下で倒れていたところを助けられる。
足の骨折だけで済んだものの、医師から一晩だけ入院していくように言われ、仕方なく病院に留まることに。
しかし、そんな井上をまるで監視するかのように見つめ、何やらヒソヒソと話す、同部屋の患者らしき男たち。
翌日、無事退院する井上だったが、それを見送るように病院の屋上で万歳をしている例の患者たちの姿が。
まるで自分の退院を祝ってくれているかのように見えた患者たちだったが…。
【この噂の続きはまたどこかで】
在学中の大学近くのアパートに引っ越してきた伊藤。荷物も一通り運び込み、新居で一息つく伊藤の目に飛び込んできたのは天井に貼られたお札だった。
さらに向かいのアパートからは、まるでこちらを見つめているかのような不気味な女の姿。
気味の悪い家に引っ越してしまったと後悔する伊藤だったが、これはまだ恐怖の序章に過ぎなかった。
大学から帰宅すると天井に剥がしたはずのお札を見つけ目を疑う伊藤。
それだけではなく室内からはおびただしい数のお札が見つかり…。
【この噂の続きはまたどこかで】
会社帰りのバスの中で一番後ろの窓際の席に座ったサラリーマンの青年。途中でバスは混雑しはじめ、立っている乗客も大勢いる中、窓に頭をもたれかけ、ウトウトしはじめる。
目を覚ますと、混雑していたバスの車内はいつの間にかガラガラになっていて、一番前の席に一人、座っている坊主頭の男の後ろ姿があるが、それ以外は誰もいない。
そして聞こえる「クチャクチャ」という気味の悪い咀嚼音。
男の顔はまっすぐ前を向いているため、その表情はわからないが、他に客もいないことから、どうやらその男が発している音のようだ。
「うるせぇなぁ」と思いながらも異常なまでの眠気に襲われ、再びウトウトしてしまった青年が目を覚ますと、さっきよりも近くで聞こえる「クチャクチャ」という音。
車内を見回すと一番前の席に座っていたはずの男は、さっきよりもこちらに近い前から三番目あたりの席に移動している。相変わらず前を向いているため、その顔は見えない。「変なやつだなぁ」と思いながらもまたもやウトウトしはじめる青年。
次に目を覚ました時にはさらに近くで「クチャクチャ」という音が聞こえ、車内を見ると男は自分の二つ前の席にいる。「気持ち悪いなぁ」と思いながらもまたもや睡魔に襲われ、次に目を覚ました時にはもう「クチャクチャ」という音は聞こえない。
「やっと降りたか」と安心した次の瞬間、自分が、いつの間にか何かをクチャクチャと噛んでいることに気づいた青年は、同時に自分の横の席に男が座り、窓の外を見ていることに気づきギョッとする。
すぐ近くにいる男を気味悪がりながらも自分の口の中に入っていた物を手の平に出すと、それは…耳だった。
