坂本九没後20年ドラマスペシャル「上を向いて歩こう 坂本九物語」8月21日午後9から放送!
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8/16 - 坂本九さんの墓前にドラマ完成報告
6/16 - 記者発表
 
 
8/16 - 坂本九さんの墓前にドラマ完成報告 

8月12日、山口達也さんと夫人で原作者の柏木由紀子さんがそろって墓前にドラマの完成報告した。


坂本九さんの20回目の命日となるこの日、東京・西麻布の長谷寺にある九さんの墓前で手を合わせた山口さんは「作品が完成して、九さんにご報告できて良かったです。ともかく、初めまして、と言いたくて自己紹介しました。」と感慨深げに語った。
柏木さんは「山口さんは坂本九の優しさや笑顔を持っていらっしゃる。山口さんが演じて若い方々に坂本九のことを知っていただければ。」と話した。

6/16 - 記者発表 

テレビが生んだ初めてのスター「坂本九」。
その笑顔と歌声で愛された彼が、1985年8月12日、航空機事故で死去してから今年で20年。今まで一度も描かれたことのない坂本九の43年の生涯をドラマ化する。


6月16日に行われた製作発表記者会見には、主演の山口達也、ともさかりえ、岡江久美子、古谷一行をはじめ、脚本を手がけたジェームス三木や、坂本九の妻で原作者の一人である柏木由紀子が顔を揃え、作品への思いを語った。

○テレビ東京代表取締役社長 菅谷定彦の話
坂本九さんがデビューしたのが、1958年4月。その年の暮れに、東京タワーができました。テレビ時代の到来です。坂本九さんは、そのテレビブームにのって大スターになった、テレビの生んだ大きなタレントといえます。
85年8月に飛行機事故で亡くなりましたが、その笑顔と独特の声は、一世を風靡しました。私も大ファンでした。そして、没後20年経った今も、その歌は歌い続けられています。
このドラマは、九さんの9人兄弟の6番目の兄、坂本照明さんと妻の柏木由紀子さんが書いた2冊の本が原作です。
坂本九さん役には、テレビ東京のドラマ初出演となる、TOKIOの山口達也さん。古谷さん、岡江さんには、「水曜ミステリー9」などにご出演いただき、いい役柄を演じていただいいます。
柏木由紀子さんを演じるともさかりえさんも、バラエティー、ドラマで大変ご活躍されています。
ジェームス三木さんは、1999年の「シンデレラボーイは歌えない」以来、15年ぶりにテレビ東京にご登場いただきます。
昭和16年、第二次大戦開戦の年に生まれ、43歳で亡くなった坂本九さん。彼は、戦後の回復期にのって売れていき、日本の復興・成長とともに登場しました。
私も九さんのデビュー2年目に、銀座のジャズ喫茶で九さんを見たことがありました。その時はまだ前座で、プレスリーの歌を歌っていましたが、才能を感じ、それ以来応援していましたので、今回ドラマ化の実現となり、大変嬉しく思っております。ぜひいい作品にしたいと思います。

○テレビ東京プロデューサー 岡部紳二の話
今回のドラマスペシャルは、テレビが生んだ初めてのアイドル、昭和の生んだ大スター、坂本九さんに捧げるドラマです。あのこぼれるような笑顔がどうして生まれたのか。その原点はどこにあるのか。今回のドラマを見れば、わかっていただけると思います。
九さんのような笑顔の持ち主―奥ゆかしさがあり、はにかんだような笑顔の持ち主と考えた時、スタッフ一同即決で、山口達也さんにお願いしました。山口さんには、15歳から43歳までの九さんを演じていただくので、どんな九さんになるのか楽しみにしています。
ともさかりえさん、岡江久美子さん、古谷一行さんにもご出演いただき、素敵な家族のキャスティングになっています。そして、すぐ上の姉・八千代役には、九さんの次女、舞坂ゆき子さんにお願いしました。
43年の人生を、生まれたときから振り返るドラマですので、さまざまな出会いがあり、100人以上の方が出演します。兄弟も9人ということで、子役も何代か登場します。現在、1000人の中からオーディションをしている最中です。
年配の方には、日本が元気だった時代を思い出していただき、若い世代には、九さんのカッコよさを感じてほしいです。みなさんの思い出となるような作品にしたいと思います。

○原作者・柏木由紀子の話
主人が亡くなって20年。この間、何度かドラマのお話をいただきましたが、悩んだあげく、断ってきました。今回もすごく悩みましたが、20年という時が経ち、事故の時に生まれた人も20歳になったということで、改めて知ってもらいたいと思い、お願いすることにしました。今回は、私の知らない幼い頃の坂本九も描かれています。若い人にも歌手・坂本九、そして、人柄や人生を知っていただけたら、うれしく思います。
主人の役を、主人より二枚目で肌もきれいな山口さんに、私の役をスタイルのいい、かわいらしいともさかさんに演じていただき、とてもうれしく思います。客観的に見ることができると思うので、とても楽しみにしています。

○脚本家・ジェームス三木の話
かつて坂本九さんのことを、"勝手口から入ってきたスター"といった人がいます。言いえて妙というか、テレビ時代の親しみやすさ、共感できるどこにでもいるお兄さんという感じがでています。彼は、まさしく、テレビの申し子、テレビと一緒に育っていったスターでした。
生まれた日から亡くなる日までを描いたら、かなり長くなってしまいましたが、今回は、九さんを人間として描こうとしました。ニキビや歌が下手といわれたことに対するコンプレックスや両親の離婚など、2つの原作を元に、かなり深いところまで描きました。エンターテインメントとして、いい作品になったと思います。

○山口達也(坂本九役)の話
僕が坂本九さんを演じるという話をいただいた時は、びっくりしました。
あんなに偉大で、素敵で、優しい坂本九さんを演じるのは、すごくプレッシャーですが、一生懸命やりたいと思います。僕は15歳から亡くなられる43歳までを演じるのですが、にきびはつけるつもりです。坂本さんのたくさんのヒット曲を僕がドラマの中で歌うシーンもありますので、すごく楽しみにしています。ファンの方のみならず、天国の坂本九さんに届くように演じたいです。

○ともさかりえ(妻・柏木由紀子役)の話
柏木由紀子さんを演じさせていただくのですが、ご本人を実際に横にして話すのは、非常に緊張します。実在する方を演じるのは初めてなので、不思議な気持ちと、緊張感があります。柏木さんは、この細い体のどこにあるのかというほど、エネルギーや逞しさ、母性、温かさのある方で、それが坂本九さんを支えていたのではないかと思いますし、そんなところを出せたら嬉しいと思います。天国の坂本九さんも笑顔で見ていてくれると信じています。

○岡江久美子(母・坂本いく役)
他局で13人の子持ちの役をやったことがあるので、今回は9人ということで少なめですが、国民的スターを生んだ母ということでプレッシャーはあります。いくさんは思い切りのいい人だったということで、その女傑ぶりを画面で出せればと思います。
個人的にも、TOKIOの中で山口さんのファンなので、ふとんの中でじゃれ合うシーンがあるのですが、男女の仲に見えることのないよう、ちゃんと親子として見えるように、がんばりたいと思います。

○古谷一行(父・坂本寛役)
話をいただいた時、坂本九さんとの因縁を感じました。かつて、私がテニスにはまっていた時、駒沢のテニスコートでご一緒したことがあるのですが、その時、クラブハウスで「飛行機で怖い思いをした」という話を聞いたことが、なぜかとても印象に残っています。そういう意味でも、因縁を感じます。私は、九さんと同じ年代で、修学旅行の時は、みんなで九さんの歌を大合唱しました。
九さんの父は、男っぽく、やさしい人という印象です。そのあたりをうまく出せたら、と思います。



<質疑応答>

Q. 数ある坂本九さんの曲の中で、一曲を挙げると?
A.(ジェームス三木)「見上げてごらん夜の星を」

(岡江)「涙くんさよなら」・・・13人の子持ちの役を演じたドラマのテーマ曲だったから。でも、九さんの曲は全部好きで歌えます。

(山口)「見上げてごらん夜の星を」・・・子供のころに、美しい夜空を見て、というエピソードがドラマにあるので。実際に私も歌います。

(ともさか)「上を向いて歩こう」・・・リアルタイムで拝見したことはありませんが、明るい歌なのに、せつなく、胸がキュンとするようなところが好きです。

(古谷)「上を向いて歩こう」・・・みんなで歌った思い出のある曲。他局で「何か好きな歌を歌って」といわれたとき、この歌を口笛で吹いたことがあります。

(柏木)一曲をあげるのは難しいのですが、初めて出会ったときの「マイマイマイ」とか、「上を向いて歩こう」も。そして亡くなる前の「心の瞳」は、一度もテレビでは歌うことが出来なかった曲ですが、これらが心に残っています。



Q.(ジェームスさんに)ドラマ化の話を受けた一番の理由は?
   また、元々歌手でいらっしゃいましたが、九さんとの接点は?
A.歌手時代の接点はありません。原作2冊は、かなり深いことが書いてありました。ここまで書いていいんだ、タブーがないということで、気持ちよく書けました。原作はきれいごとだけじゃなく、おもしろい話がいっぱいで、スイスイ書けました。


Q.(ジェームスさんに)ドラマの中に九さんの歌は何曲ぐらい、どのタイミングで出てくるのか?また、実際の九さんと山口さんをどのようにミックスするのか?
A.さきほど話に出てきた曲のほかに、「幸せなら手をたたこう」、「ジェンカ」、
手話を使った歌などが出てきます。すべて九ちゃんのオリジナルの歌です。山口さんが歌に口を合わせたり、プレスリーの「監獄ロック」などは実際に歌っていただきます。九さんのヒット曲はくまなく入っています。


Q.(山口さんに)みんなの記憶に残っている坂本九さんを演じる上で、
   一番力を入れたこと、心がけたことは?
A.坂本九さんが亡くなられた20年前は、私は中学生でしたので、歌っている姿などは記憶にありませんが、ビデオなどでは、拝見しています。九さんの人柄、表情を大事に演じたいと思います。実際に歌うところでは、TOKIOでも時々歌っているので、歌でも感動させることができればと思います。

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