じゃじゃ馬日記

ウイニング競馬



9月4日(増田アナ日記)

(2008.09.04 Thursday)

こんにちは!増田です。夏競馬、皆さん楽しんでらっしゃいますか?
新潟出張も残りわずか...。毎年の事ながら少し寂しくなりますが、
同時に秋のクラシック、古馬のGⅠ戦線に期待が高まります。

要は、楽しみは尽きないということです(笑)

さて、先日番組で放送になりました、『松岡正海 ~最高の騎乗を求めて~』
皆さん、ご覧になりましたでしょうか?

ジョッキーが競馬場・トレセン以外で騎乗する姿というのは、なかなかお目にかかれないの
ではないでしょうか?また育成牧場ごとの独特な調教、"詰める"と"伸ばす"といった
ダイナミズムをお伝えできたのではと思っています。

ここでは、堅い話はさておき、放送にはなかった取材の裏話をご紹介します。


取材は7月中旬でした。訪れたのは北海道・日高にある加藤ステーブル。個人的には、去年もお邪魔した育成牧場です。
ディレクターが雨男?ということもあり(笑)、取材中はあいにくの天気。気温も日中20度を下回るほどでした。

松岡騎手とは朝5時の待ち合わせ。前日遅くまでばんえい競馬のイベントに参加していた松岡騎手。
眠い目をこすりながらの登場です。

と、ここだけの話。実は松岡騎手、前夜我々と同じホテルに泊まったのです。ロッジ風の建物が林の中に点在するのですが、
これがなかなか雰囲気がありまして(汗)。えぇ、ちょっと怖いんです。

それを見た松岡騎手が一言『まじ、怖いんですけど!』
・・・いやいや、馬に乗る方がよっぽど怖いのでは。と私とディレクター。

それはさておき松岡騎手。朝から休まずデビュー前の2歳馬を中心に調教に乗りつづけます。
『色々な癖の馬に乗ることは勉強になる』とのこと。
乗りなれたスタッフをよそに、GⅠジョッキーが手綱さばきに苦労し、指導を受けている姿は私の目には新鮮に映りました。

一方で育成牧場のスタッフも『我々が追っても伸びない馬も、松岡騎手が跨ると変わる。しっかり時計を出してくれる。』と笑顔。

"詰める"スキルは育成のスタッフが、それをレースで"伸ばして"結果を出す騎手。
そして互いが互いの技術を盗みあう。それによって互いのスキルアップになり、信頼関係もより確かなものになる。

上手くなりたいという向上心と、牧場に行って学ぼうという行動力が人を成長させる。

『アナウンス技術にも通じるところがあるなぁ』とつぶやいたら、『そうですね』とスタッフの方に聞かれてしまいました。

松岡騎手を取材して思ったこと。

中学・高校時代周りにいませんでした?試験前に『いやぁ、全然勉強してないよ、どうしよー。』って言っている人。
でも、目の下にはクマがしっかり出来てる。努力を見せない人。

松岡騎手は、まさにそんな方なんです。

取材した週は、牧場での"修行"を終えると、翌日から交流競走に騎乗。そのまま調整ルームに入って週末のレース。

『いつ休んでるの?』と新潟の検量室で聞けば、『いや、いつも休んでますよ!』とニヤニヤ。

また出た、クラスの優等生(笑)

そんな松岡騎手、今年の目標は福島と新潟でしっかりリーディングを取ること、だそうです!結果はみなさんご存知の通り。

札幌記念のマイネルチャールズは納得のいく結果ではなかったかもしれませんが、このあとチャールズの秋戦線とともに、松岡騎手の活躍にも期待しましょう!

追伸 松岡騎手がばんえいで乗るということを聞きつけ、帯広に!ジンギスカンを食
べながらレースを観戦しました!(贅沢)

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