6月3日:「運命の一日☆」(大竹アナ日記)
第76回日本ダービーを私なりに評させていただくと、
「人事を尽くして天命を待つ。」
という言葉がマッチします。
運命の日当日。
検量室前で取材している私の横を、「これはひどい雨だぁ。。」と、
顔をこわばらせつぶやきながら通り過ぎる調教師や関係者が多い中、
その雨を味方にした馬がいました。
「第76回日本ダービー馬・ロジユニヴァース号」

皐月賞惨敗後、ロジを取り囲んでいた取材陣は減少し、
ロジも横山騎手もこの逆境を、ただただじっと耐えていたのかもしれません。
しかし、最高峰のステージで最高のリベンジを果たすため、黙々と着々と準備をして
いました。
サラブレットの意地、職人・横山騎手の意地。
そして、その当日。。
神様が下した結論は、「豪雨」。
40年ぶりの不良馬場で行われた日本ダービーでした。
しかし、この大雨は、ロジにとって、好転の雨でした。
この雨は、ロジ逆襲の予兆だったのです。
「日本ダービーは、一番運のある馬が勝つ。」
競馬を勉強したてのころ、そう教えられた言葉がフッと頭をよぎりました。
今回の日本ダービーを振り返ってみると、皐月賞苦杯をなめた2強の反撃の舞台とな
りました。
再び「3強」となったことで、ひと夏を超えてからの楽しみも膨らんだ気がします☆
ダービージョッキーの称号を勝ち取った横山典弘騎手は、
デビュー24年目、15度目の頂点挑戦でした。
競馬学校騎手課程に在籍する、
横山騎手の長男・和生くんが見ている目の前での、初の偉業達成。
これも天命なのでしょうか。
ロジユニヴァースの父・ネオユニヴァースもダービー馬。
今回、父子制覇を達成しました。
その偉業の一方で、「自分にも大きな目標ができた」と語った、子・和生くん。
日本ダービーの夢は、人馬共に、父から子へと継承されていくのですね・・・。
☆新米なりに感じたこと☆
「競馬には一つ一つドラマがあり、流れがある。」
私は今回、2度目のダービーでしたが、新馬から見たという意味では初めてでした。
この世代の新馬戦から追い続けられたから、このレースの奥深さ、
面白さを感じられました。
サラブレッドの物語には終わりがない、だからやめられないのですね。苦笑
