須黒清華のサ~ヤブレッド!~突き進め!競馬道~
「3、3、3!!」
朝焼けが広がる、栗東トレーニングセンター。

(ぶれてます・・・。)
時刻は5:30。
夜明けより早く、トレーニングセンターの一日は始まります。
この日はいつにない緊張感。
それはもちろん、新たな歴史が刻まれるであろう「秋華賞」が今週に迫っているからです。
注目は何と言っても、史上3頭目の3冠という偉業に挑む3歳女王、アパパネ!
2歳と3歳牝馬のG1制覇は、達成すれば史上初です!
・・・が。
本人はそんなこと全く意に介さない様子。
この落ち着きがアパパネの強みですよね!

太陽の光を浴びて、神々しいです。
担当の福田調教厩務員さんが、
「完全に食欲の秋を満喫してますね~。」
と言うように食欲旺盛で、春に比べて体も一回り大きくなっていました。
「女の子にあんまり言っちゃいけないんだけど、お尻が大きくて安産型だよね~。」
と笑いながらアパパネを見つめる国枝調教師は、まるで本物のパパみたい。
それでもやはり、前哨戦を終えて大舞台へ向かう体はとても引き締まっていました。
もともと落ち着いた性格のアパパネですが、秋になって芯の強さと大人っぽさが増したそうです。
でも、口をぱくぱく言わせる癖や甘えん坊で食いしん坊なところは相変わらず。
大の仲良し、福田調教厩務員さんが他の馬のところにいってしまうと、馬房から顔を出してずーっとその帰りを待っています。

(これは春に撮影したもの。一緒に写っているのが福田さんです。)
「馬にどれだけストレスを与えずにレースまでもっていくことができるか。
それが自分たちの仕事だから。」
と話す国枝先生。
愛情をたっぷり受けて、心も体も成長してアパパネはきっと女王の意地を見せてくれるでしょう!
でも・・・
「ちょっと!私を忘れてない!?」
という声が。

それはローズステークスでアパパネを破った、アニメイトバイオ嬢。
ローズSの疲れもなく、こちらも順調な様子。
牝馬最後の1冠を虎視眈々と狙っています。
もちろん、オークスでアパパネと死闘を演じたサンテミリオンも、
クイーンステークスで古馬相手に優勝したアプリコットフィズも忘れてはいけません!
激戦必至の今年の秋華賞。
歴史に残るであろうこの戦いから、目を離してはいけません!!