須黒清華のサーヤブレッド!~突き進め!競馬道~

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須黒清華のサ~ヤブレッド!~突き進め!競馬道~

(2011.04.05 Tuesday)

去年のこの時期には満開の桜が出迎えてくれた、栗東トレーニングセンター。
今年はまだその姿が見えません。
今週はクラシック第1弾「桜花賞」だというのに・・・。
それはまるで絶対女王の不在を嘆いているかのよう。

昨年の阪神ジュベナイルフィリーズを制し、2歳女王に輝いたレーヴディソール。



(阪神JF出走前のレーヴディソール)

ここまで4戦4勝の彼女は、もちろんクラシックの大本命でした。

前走のチューリップ賞。
最後の直線、他の馬を一気に差しきった美しい末脚に、場内ではため息が溢れました。

しかし、先週の追いきり後に右前脚の骨折が判明。
クラシックは絶望的となりました。

でも・・・
レーヴディソールの競走生活が終わってしまったわけではありません。
絶対女王が再び競馬場に元気な姿を見せるその日まで、彼女の分までレースを盛り上げ、新たな女王の座を奪うべく、乙女たちが火花を散らします。

そんな乙女たちの姿を見るため、朝日が差し込むトレーニングセンターで私たちは待ちます。



朝7時。
最初に姿を現したのは、マルセリーナとトレンドハンター
レーヴディソールと同じ、松田博資厩舎の2頭です。
「レーヴの分まで、私たちが頑張る!!」
と言わんばかりに、力強く駆け抜けていきました。

マルセリーナは、今年注目のディープインパクト産駒。
重賞初挑戦となった2走前のシンザン記念では、牡馬相手に3着。
続くエルフィンSを快勝して、能力の高さを見せ付けました。



(写真を撮る、私とディレクターさんの影が・・・)

トレンドハンターは前走のフラワーC、初めての芝挑戦で見事勝利。
デビューから手綱を取る岩田騎手は、
「初めから芝は合うと思っていたし、桜花賞も確実に狙えると思っていた。」
と力強く語ります。



そして、
「レーヴディソールとまた戦うまでは、絶対に負けられない!」
と池添騎手が熱い思いを注ぐのが、

ホエールキャプチャです。
阪神JFでは、レーヴディソールに0.1秒差の2着。
前走のクイーンCを圧勝しました。
「ここで強さを見せて、レーヴディソールと頂上対決をする!」
その日が来るのが、私たちにとっても楽しみで仕方ありません。



(ホエールキャプチャを見守る、田中清隆調教師)

今年の桜前線は荒れ模様。
そんな中、今年一番に花を咲かせるのはどの馬なのか・・・。
一生に一度の大舞台へ、乙女たちが今、大きな一歩を踏み出します。

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