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2016年1月19日 放送 第699回
崖っぷち"町工場"の逆襲!
放送内容詳細
下町に出現!"ものづくり"の駆け込み寺とは?

江戸時代から続く"ものづくり"の町、東京・墨田区の町工場が、崖っぷちに立たされている。区の調査によれば、45年前に9700社ほどあったのが、現在は2800社にまで激減。さらに5年以内に100社が廃業するという。そうした状況に危機感をもったのが、「浜野製作所」。板金など金属加工を得意とする、従業員30人ほどの町工場だ。小型電気自動車の開発や世界初となる深海用小型無人探索機の開発プロジェクトへの参加など、本業以外の挑戦にも積極的な企業である。「下請けとして仕事をこなすだけでは、10年後、20年後に生き残っていけるか分からない」と話す社長の浜野慶一さんは、新たに"ものづくり"をしようと考えている人たちを支援しようと、自社工場の一角に「ガレージ・スミダ」を開設した。3Dプリンターやレーザーカッターなど、最新のデジタル加工機が備えられている。個人のデザイナーから、起業したい若者、大手メーカーの開発者まで、希望すれば誰でも施設の利用が可能という。さらに、墨田区内の町工場が協力して部品の加工を手伝うなど、様々な要望に応えられる仕組みを作っている。いわば「ものづくりの駆け込み寺」だ。そんなガレージ・スミダに、あるベンチャー企業から新たな依頼が舞い込んだ。プロペラがなく、微風でも強風でも、さらには台風でも発電できるという、次世代型の風力発電機を開発したいという。町工場とベンチャーが組んで挑む夢の風力発電機の開発。果たして、実現するのか?
金型製造会社の女性社長・・・初の自社開発商品に挑む!

今週のピックアップ曲 ― あの場面でかかっていた名曲は何? ―

アーティスト | Schroeder-Headz |
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曲名 | Micro Cosmos |
アルバム | 特異点 |
本編26分16秒。
新宿東急ハンズで人気となっている商品「スプリンク」
五光発條というある下町工場が自社製品で作り出し、話題となっていた。
このシーンで使用している曲は「Micro Cosmos」
日本のキーボーディスト、Schroeder-Headzによるアルバム「特異点」に収録されている。
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