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2010年5月18日放送

北大路魯山人の扁額

鑑定依頼人上田弥生さん
鑑定士 田中大
ジャンル その他
本人評価額¥ 1,000,000
エピソード今年2月に結婚したばかりの上田さん。ちなみにご主人は、趣味で所属していた劇団の座長。入籍後も舞台稽古で忙しかったため、いまだに実家暮らし同士の別居婚。
お宝は、新居に行くときはぜひ持って行けと母が言ってくれている、祖父の形見。祖父は、魯山人が主宰していた星ケ岡茶寮の料理長であり、魯山人を人生の師と仰いでいた。そのため、独立後も骨董店などで魯山人の作品をよく買っていたらしい。今回のお宝もその一つだが、一体何のためのものかもわからず、高そうにも見えない。正直嫁入り道具としては微妙なため、価値をはっきりさせてから貰うかどうか決めたい。
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鑑定士総評

扁額というのは本来実用品で、美術的価値のないものだが、魯山人は特別。依頼品はおそらく50代前半の作。樹齢200~300年の楠材の、模様が美しい部分を選んで使っている。魯山人が評価されるポイントはその彫りにある。鋭い鑿で荒々しく彫り、外枠は刀を立てて角を立てる彫り方は魯山人の特色。実際の運筆に従って、線が交わっている部分などは彫りを深くして外枠に鋭く細い線を残し、どういう風に運筆したかがわかるように彫られているのが見所。

※当番組の鑑定結果は独自の見解に基づいたものです。 ※サイトのデータは、2010年1月放送回からのものです。

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