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2010年11月30日放送

北大路魯山人の漆器

鑑定依頼人辻和成さん
鑑定士 勝見充男
ジャンル 近代工芸
本人評価額¥ 1,500,000
エピソード石川県・山中温泉で江戸末期から続く塗士の五代目。
お宝は超有名作家が図案し曾祖父である二代目・辻石齋と共同製作したもの。
大正時代、金沢の資産家の紹介でその方が曾祖父の元を訪れ、室町期の茶器の要素を取り入れた独自の作品を指導する。その数々の作品を制作したが、金銭的な話で曾祖父と意見が合わず、絶縁状が送られてしまう。
しかし、その後も度々お宅を訪れては食事などをしていたという。
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鑑定士総評

日月椀は魯山人の椀の中では最も有名な物だが、依頼品にはサインも共箱もない。だが世に出回っている魯山人の日月椀のおおもとになった作品なので、特別な値段として100万円をつけた。箔絵椀(120万円)は、それまでの伝統的な漆絵の技法を集結させ、さらに魯山人風に仕上げた作品。棗の蓋物(80万円)はよく見ると異なる色の漆を混ぜて描いている。これは漆職人はやらない方法で、魯山人独特のもの。

※当番組の鑑定結果は独自の見解に基づいたものです。 ※サイトのデータは、2010年1月放送回からのものです。

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