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2011年2月1日放送

横光利一の直筆原稿

鑑定依頼人吉川汪さん
鑑定士 東原武文
ジャンル 古書・原稿
本人評価額¥ 2,000,000
エピソード小説の初版本を集めるのが趣味の吉川さん。父が初版本コレクターで、幼い頃から父の本に触れているうち、自分でも欲しくなり収集を始めた。蔵書は2000冊を超える。
お宝は、2年前に亡くなった父が残したもの。生前1度だけ見せてもらったことがあり、「これは高かった」と自慢されたが、詳しい話を聞かないまま父は他界してしまった。
最近自分なりにお宝について調べてみたところ、ある文豪にまつわる未発表の貴重な品ではないかと思うようになった。
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鑑定士総評

依頼品だけで一冊の論文が書けるほどの、重要な一級の文学資料。筆名が横光白歩となっているがこれは19歳の時、現在の早稲田高等学院に入学はしたものの投稿に熱中して退学した、その頃の作品ということ。依頼品をさらに3分の2か半分くらいに書き直して投稿したと思われる。投稿して佳作をとった原稿は出版社が処分してしまったため今はもう読むことはできないので、非常に意味のある品。最も大きな点は、依頼品では主人公が死んでしまうが、後の作品では生きている。研究者からすればなぜそれほど変えたのか非常に興味深いところであろう。

※当番組の鑑定結果は独自の見解に基づいたものです。 ※サイトのデータは、2010年1月放送回からのものです。

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