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2011年6月21日放送

釉裏紅の壺

鑑定依頼人田中弘子さん
鑑定士 中島誠之助
ジャンル 焼き物・茶道具
本人評価額¥ 2,500,000
エピソード7年前、へそくりの夫の喜代明さんにプレゼントしたもの。
以前、喜代明さんは茶道の歴史講座に通っていた。その先生が、講義の後、自分のコレクションの写真を見せてくれたことがあった。喜代明さんは、その中のある焼き物に一目惚れ。値段を聞くと、すぐには払えない金額だった。そこで弘子さんに相談。余りに高額で驚いたが、普段仕事一筋でがんばっており、無駄遣いもほとんどしない夫だったので、一生に一度位はと思い切って自分のへそくりを出してあげた。しかし、弘子さんは本当にそれほど価値があるものなのか不安に思っている。
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鑑定士総評

20世紀後半になって大量に作られた偽物の一つ。形と肌が悪い。14世紀の元時代から明時代初期にかけての壺はもっと重厚で存在感がある。依頼品のような軽やかさはない。肌がガサガサだが、古い物はもっとしっとりしている。決定的な違いが蓋。本来は蓋とつまみは別々に作るものだが、依頼品は最初からつまみがついて、裏に穴がある。ということは型を作って土を流し込み、大量生産したということ。

※当番組の鑑定結果は独自の見解に基づいたものです。 ※サイトのデータは、2010年1月放送回からのものです。

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