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2012年3月27日放送

墨壺2点

鑑定依頼人高光末人さん
鑑定士 村山元春
ジャンル 木材・木工
本人評価額¥ 1,000,000
エピソード元・大工の高光さん。35歳の時、客として通っていた金物店の奥さんから、「私はもう店をやれない。あなたなら信頼出来るから、店を続けて欲しい」と頼まれ、その金物店を継ぐことにした。お宝は、ずっと店に置いてある物。高光さんが金物店を受け継ぐ前から、店の一番いい場所に飾られており、どんなに高値で買いたいという人が来ても、決して売らなかった。残念ながら店を継ぐ者がいないので、きちんと価値を確かめたい。
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鑑定士総評

大変珍しく、また美しい欅総彫りの墨壺。大正12年、貿易博覧会に出品するために装飾性を重視して作られた一点ものの力作。大きい方が150万円。楓の葉のような装飾と蛙が彫られているが、「かえで」は「蛙の手に似ている」というのがその名の由来と言われているので、その組み合わせも面白い。残念なことに保存状態が悪く、表面の漆が全てはげおちてしまっている。小さい方(50万円)は同じ欅でも硬い木を使っており、そのため局面を活かした装飾で、蛇と蛙の表情がよく出ている。

※当番組の鑑定結果は独自の見解に基づいたものです。 ※サイトのデータは、2010年1月放送回からのものです。

同じ日に放送された他のお宝2012年3月27日

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