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2012年4月24日放送

鏑木清方の掛軸

鑑定依頼人大久保なほ子さん
鑑定士 田中大
ジャンル 日本画
本人評価額¥ 1,000,000
エピソード出版会社で働く大久保さん。自宅ではうさぎを飼っており一緒に遊ぶ時が一番癒される。
大久保さんの自宅マンションの地下には全戸分の倉庫がありそこに実家から持ってきた古い品を保管していたのだが、昨年の12月「お宅の倉庫で水漏れが発生しました」との張り紙が。慌てて確認するとまさに水浸し、しまっておいた品々にもかなりの被害が…。全てを引っ張り出し整理をしていると、今回のお宝を発見。しかも奇跡的に無傷であった。
もともとは立教大学の学長を務めた祖父が遺してくれた品で、今回始めて目にし真贋がとても気になっている。
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鑑定士総評

鏑木の真筆に間違いない。箱に書かれた「秋色」という画題は「しゅうしょく」と読むと誤り。正解は「しゅうしき」で、描かれた少女の名前。軸先に「井戸ばたの桜あぶなし酒の酔」とう上野の桜を詠んだ俳句が書かれている。この句を詠んだのが菊后亭秋色という女流俳人。元禄時代に一世を風靡した俳人で、当時13歳。本名をお秋というため、依頼品にも着物の柄にカエデが描かれている。箱の中に入っていた領収書も大正時代に書かれたもので間違いない。金二十五円とあるが、鏑木が挿絵画家から日本画家になっていく転換期の画料がわかる珍しい資料と言える。

※当番組の鑑定結果は独自の見解に基づいたものです。 ※サイトのデータは、2010年1月放送回からのものです。

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