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2014年7月15日放送

原羊遊斎の印籠

鑑定依頼人守屋眞知子さん
鑑定士 大熊敏之
ジャンル 近代工芸
本人評価額¥ 500,000
エピソード守屋さんの家には父から「困った時に開けなさい」と言われていた金庫がある。
昨年、その父が病気で入院することになったため、治療費の足しになればと金庫を開けることに。しかし金庫の鍵が聞かされていた場所に無い。結局、開錠の業者に頼み開けて貰った所、なんと鍵は金庫の中に入っていた。
お宝はその鍵と共に金庫に保管されていた品。元々父は骨董好きで、若い頃から稼ぎの大半をコレクションに注ぎ込んでいた。
詳しく調べた所、江戸時代の凄い作者のものと分かったため期待している。
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鑑定士総評

偽物に仕立て上げられたもの。ぱっと見た限りでは細かくよくできていて美しいのだが、羊遊斎は依頼品のようにうるさく全面を蒔絵で埋め尽くすことはせず、もっと黒の余白を活かす。おそらく鹿の琳派風の絵柄のある江戸時代後期ごろの印籠に、近代になってから秋草などをかぶせて羊遊斎風にでっち上げてしまったのだろう。そして実はサインが異なる。「羊」の上の日本の線が離れている、「遊」のしんにょうの点がないなどが羊遊斎のサインの特徴なのだが、依頼品はそうなっていない。

※当番組の鑑定結果は独自の見解に基づいたものです。 ※サイトのデータは、2010年1月放送回からのものです。

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