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2015年2月3日放送

マヤ文明の壺

鑑定依頼人河井清さん
鑑定士 谷一尚
ジャンル その他
本人評価額¥ 500,000
エピソードかつては大手化学工業メーカーに勤務。その頃とても可愛がってくれた重役の上司が大の骨董好きで、休みになると他県の骨董店まで焼物探しに付き合わされた。お宝は、35年前に上司が亡くなった際にその弟さんから「これまで兄の趣味にお付き合い頂き感謝しています」と頂いた物。とても珍しい物だとは思うが価値が全く分からず、ずっと気になっていた。
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鑑定士総評

非常に珍しいタイプで、日本ではほとんど見ることができないもの。年代的には650~900年ごろのもの。よく艶が出ているが、これは磨研土器と呼ばれ、表面をへらのような物で磨いて仕上げる。ろくろを使わず、粘土をひも状にしたものを巻き上げて作る“輪積み”。少し赤いのは鉄分を含んだ化粧土を上にかけているため。その上に黒く見える文様が描かれているが、これはおそらくマンガンの粉を使っている。渦巻き文様が特徴的で、渦というのは多くの場合水に関係しているが、これはマヤ文明が西アジアなどと異なり集約的な灌漑農耕を行っていないので、天から降る水がないと農耕ができない。そのような呪術的な要素として使われた文様である。依頼品には少々欠けがある。

※当番組の鑑定結果は独自の見解に基づいたものです。 ※サイトのデータは、2010年1月放送回からのものです。

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