開運!なんでも鑑定団

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2016年4月19日放送

松田権六の平棗

鑑定依頼人庄子公崇さん
鑑定士 大熊敏之
ジャンル 近代工芸
本人評価額¥ 1,500,000
エピソードとっても強面の庄子さん。しかし娘の姫愛ちゃんの前では豹変。デレデレニヤニヤしっぱなし。お宝は4年前、結婚祝いに妻の祖父から貰ったもの。祖父は3年前他界してしまったが、生前、茶道教授をしており良い茶道具をたくさん集めていた。中でもこれは一番のお気に入りだったらしく、貴重なものだから家宝にしなさいと言われた。しかし庄子さんご夫婦は骨董の知識が全くなくずっと放ったらかしにしていたが、最近、姫愛ちゃんの将来の事を考えると、学費などこの先物入りなので、どれくらい価値があるのか知りたくなった。
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鑑定士総評

これは世に知られた名品。昭和44年の作品で、東京国立近代美術館の展覧会にも出品されている。松田権六は一時期茶道具、とりわけ棗を作ったが、そのいずれもが名品として知られ、現在はそのほとんどが然るべき美術館に収まっている。松田権六は漆の技、塗りの技というものを極めない限りはその先の蒔絵はできないと語り、特に“角丸め”に熱意を注いだ。角の部分は漆が硬くなりがちだが、それを塗りながらうまい具合に按配をつけて丸めていく、しかもがたがたにならないという塗り。その上で蒔絵と平文(ひょうもん)を施しているのだが、同じ金の粉でも赤金と青金が併用されており、細かさも色々と変えている。塗り立て・仕上げ・蒔絵、どれも最高の技。

※当番組の鑑定結果は独自の見解に基づいたものです。 ※サイトのデータは、2010年1月放送回からのものです。

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