開運!なんでも鑑定団

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2017年10月17日放送

竹内栖鳳の「狗子」図

鑑定依頼人貴志至さん
鑑定士 田中大
ジャンル 日本画
本人評価額¥ 500,000
エピソード新宿・歌舞伎町で魚の卸問屋「舟藤」を経営している。舟藤は地下に設けた60トンの生簀でタイ、ヒラメ、イセエビなど常時700尾余りを飼育しており、「小さな築地」と呼ばれている。お宝は30年程前、知合いから借金の形として受け取ったもの。その際1年だけ待つと約束したがそれっきりになってしまった。ずっと仕舞いっ放しにしていたが、最近ふと思い出し妻と娘に見せたところ、妻と娘は「これは凄いお宝に違いない。鑑定団で見てもらおう!」と言い出した。自分はテレビに出るのは絶対に嫌だと言ったが、妻と娘がどうしてもと言うので仕方なく出演することにした。
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鑑定士総評

竹内栖鳳の作品に間違いない。栖鳳の特徴が現れている。例えば輪郭を見ると、短い直線的な線をリズミカルに引いて構成している。色彩は淡彩で軽く仕上げている。一番の特徴は省筆で、栖鳳自身は「写生がしっかりしていると筆を省略することができる」と語っている。依頼品も筆数は少ないながら子犬の本質をしっかり捉えて表現できている。しっぽを振っているように見えるが、これほどの筆捌きができるのは、栖鳳が抜群にうまい。箱書きも非常に良い。昭和13年秋8月に描かれたものとわかる。印章は北大路魯山人が栖鳳のために篆刻したもの。文化勲章をとった次の年の、円熟した晩年の良い作品。

※当番組の鑑定結果は独自の見解に基づいたものです。 ※サイトのデータは、2010年1月放送回からのものです。

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