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2018年11月27日放送

藤原信実 筆 歌仙絵

鑑定依頼人緋田征満さん
鑑定士 安河内眞美
ジャンル 日本画
本人評価額¥ 10,000,000
エピソード昨秋、長年空き家になっていた父の実家を改修し、一棟貸しの宿にした。父の実家は、瀬戸内海に浮かぶ豊島にあるが、豊島は近年、現代芸術家の野外作品が点在する「アートの島」として世界的に人気があるため、よく外国人観光客が泊まってくれる。お宝はその家の主だった父が遺したもの。60年程前、骨董商だった親戚から「病気で商売が続けられなくなったので、商品を買って欲しい」と頼まれ、たくさんの骨董をまとめて買ってあげた。実はそれらは、ある旧家に秘蔵されていた名品で、その主が亡くなった際、まとめて買い取った、とっておきのお宝だったらしい。その後、物置に放置されていたが昨年、家を宿にリフォームした際、発見。そこには父が書いた骨董目録があり、凄そうなお宝の名前が列記されていた。中でも一番古くて価値がありそうなものを鑑定してもらいたい。
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鑑定士総評

信実筆ではない。江戸時代中期、和歌の種類を十種類に分けた「和歌十体」を元にして描かれたものと思われる。和歌を様式によって分けるのは古くは奈良時代から行われていたが、依頼品は鎌倉時代の藤原定家の分け方による一つの画帖。例えば右から3番目に「有心躰」と書いてある。西行の歌だが、定家が一番趣があるということで高く評価している。絵も書も200年以上前のもので、絵の中に信実と書いているわけではないので、画帖だけを評価すると30万円。

※当番組の鑑定結果は独自の見解に基づいたものです。 ※サイトのデータは、2010年1月放送回からのものです。

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