開運!なんでも鑑定団

毎週火曜 夜854分放送 BSテレ東 毎週木曜日夜7時55分放送

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2021年5月25日放送

藤原定家筆「明月記」の断簡

鑑定依頼人水原妙子さん
鑑定士 増田孝
ジャンル 古文書
本人評価額¥ 9,000,000
エピソード御年92歳の茶道師範。最近は足腰痛いので、椅子に座りながらお点前できる立礼という作法でお茶を楽しんでいる。お宝は大学教授をしていた夫が遺した国宝級のもの。30年程前よく茶道具を買っていた古美術商から商品の案内状が届いた。それを目にした夫が突然「見せてもらいに行ってくる」と出かけ、数時間後何やら包みを抱えて帰宅した。聞けば「分割でいいからと持たされちゃった」とのことで、悪びれた中にも嬉しさが隠せない様子。夫は車も持たず旅行もせず、道楽には一切目をくれずひたすら家で学問に打ち込んでいた人だった。そのためたまにはいいかと思い「よかったじゃないの」と声をかけた。中身を見ると確かに立派だったが、値段を尋ねると900万円とあまりの高額でびっくり!なんとかやりくりして5年間かけて支払った。夫は「分かる人には分かる貴重な品物」と言っていたが、果して本当に価値があるものか、確かめないことには死ぬにも死にきれない!
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鑑定士総評

藤原定家自筆の日記「明月記」に間違いない。依頼品には年号が書かれていないので、いつ書かれたのかを割り出さないといけない。藤原定家が左近衛少将、という位が出てくる。源通親が中納言、もう一人、藤原忠経が参議と記されている。この3人が12月に同時にこの官職にあるのは1194年しかない。依頼品は定家33歳の時の筆跡で比較的若い時のもの。「馬を支給されたがみすぼらしい小さな馬だったので気に入らなかった」と、自分の好き嫌いをきちっと言うような人柄が出ている。「未明のうちから装束を整えて行幸に供奉する」という忙しい日常が実にリアルに書かれている。歴史的な資料としても極めて価値の高い文化財級のものと考える。

※当番組の鑑定結果は独自の見解に基づいたものです。 ※サイトのデータは、2010年1月放送回からのものです。

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