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2022年3月29日放送

貼り交ぜ屏風

鑑定依頼人古川和秀さん
鑑定士 田中大
ジャンル 日本画
本人評価額¥ 1,000,000
エピソード依頼人は老舗呉服卸・ツカモト市田の取締役。ツカモト市田の前身・市田では明治35年より取引高が一万円を超えた仕入れ先を招いた大規模な懇親会「万両会」を行なっていた。その会に入ることは業界で一種のステータスになっており、懇親会の度に仕入先から毎回日本酒数十樽に加え、酒樽の数と会員の名前を京都の一流画家に描かせた目録が寄贈された。お宝は、その目録にまつわる物。しかし100年以上経ち、今ではほとんどの社員が興味を持たず、倉庫に入れっ放しになっているため、番組でどの位の価値があるのか教えてもらい、貴重な物であれば会社の宝として受け継いでいきたい。
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鑑定士総評

大変貴重な珍しい屏風。明治後期の主だった京都画壇で活躍した画家が勢揃いしている。上村松園には「長夜」という名作があるが、非常に良く似た構図を取っている。ゆがんだ紙に沿って字もゆがめて書いているという素晴らしい技術。その中に「明治三十九年十二月」と書かれている。松園は自分の作品に年月を入れることはないので貴重。竹内栖鳳は一見簡単に描かれているようだが、少ない筆数で本質を捉えるという栖鳳らしい作品と言える。富岡鉄斎による明治38年の目録には「1合たりとも酒をもらっていないのにこれだけたくさん字を書いた。字の上手い者は字の下手な者の下僕みたいなものだな」と笑い飛ばしている。市田家の幅広い人脈と隆盛であったことを垣間見れる素晴らしい作品。

※当番組の鑑定結果は独自の見解に基づいたものです。 ※サイトのデータは、2010年1月放送回からのものです。

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