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2026年6月23日放送

伊勢物語の写本

鑑定依頼人伊藤昭博さん
鑑定士 八木正自
ジャンル 古書・原稿
本人評価額¥ 2,000,000
エピソード司法書士事務所を経営。15年程前、捨て猫を拾ったのをきっかけにすっかり猫の虜に。現在、17匹の保護猫を飼っている。5年前には猫が快適に暮らせるように事務所を新築した。猫のエサ代など維持費は年間200万円程!お宝は90年程前、祖父が借金のカタとして預かったもの。祖父は衆議院議員や熊野町長、全国農業会議所副会長などを務めた地元の名士で、お金を貸した相手は銀行を経営する旧家で、かなりの額だったという。その借金のカタともなれば凄い価値があるはず!と、家宝としてずっと大事にしてきたが、最近「借金のカタに名品なし」という言葉が気になりだし、心配になってきた!良いものなら売って、猫のために使いたい。
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鑑定士総評

室町時代後期の古写本で、新発見。伊勢物語は500万円。藤原定家の天福本を歌人・三条西実隆が写し、それを飛鳥井雅俊が筆写したもの。筆跡は飛鳥井雅俊のものに間違いない。書き写す際、読み違いやアレンジをしてしまい正しく伝わらないことがあるが、依頼品は本文を忠実に写している。これは非常に大事なことである。奥書には、飛鳥井雅俊が書き写した内容について、三条西実隆が「違いなく写してある」と証明書きしている。伊勢物語研究には三条西実隆の写本が最重要であり彦根城博物館等に数点現存するのみ。伊勢物語哥註は300万円。依頼品は由来のはっきりした大変貴重な研究資料。これまで研究されたことがなく、これほど綺麗に保存されているのは奇跡的である。

※当番組の鑑定結果は独自の見解に基づいたものです。 ※サイトのデータは、2010年1月放送回からのものです。

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