開運!なんでも鑑定団

2010年2月23日放送

渡辺与平の絵12点

渡辺与平の絵12点
鑑定依頼人 田中民子さん
鑑定士 東原武文
ジャンル 古書・原稿
本人評価額 ¥ 1,000,000
エピソード カメラマンとして活躍中の田中さん。服飾品(昔の着物やドレスなど)を撮ることが多く、博物館のカタログや、展示会のポスター用の撮影がメイン。最近ではコレクター自ら「田中さんに撮ってほしい」と指名が入るほど。お宝は、長崎の郷土史の研究をしていた父が集めた絵。作者は長崎出身で、明治末期、竹久夢二と肩を並べる人気挿絵画家であったが、わずか24歳でこの世を去った。民子さんが小学生のころ、父は「地元のお宝を散逸させるわけにはいかない」と思い購入。独身で子供のいない田中さんは、自分が元気なうちにこの絵の価値をはっきりとさせ、しかるべきところに受け継いでもらいたいと思っている。
OPEN THE PRICE

鑑定士総評

ほとんど市場に出ないので相場というものがなく、これは最低限の額。古書業界では挿絵や本の装丁以外はほとんど見たことがないが、いずれも素晴らしい物。描かれたのが今で言う高校1年から2年くらいの年齢のときで、その年でこれだけ描ける人はそうはいない。おさげ髪の眼の大きな女の子を描くことがあったが、それは竹久夢二に影響を与えた。これから画家として大成しようというときに若くして亡くなった方で、今回の依頼品は大発見。村山魁多など22~23歳くらいで夭折した画家で大変高く評価されている人がいるが、そういう人の作品はデッサンひとつとっても数百万から一千万はする。この番組をきっかけに、渡辺もこれから美術界で新たな評価が高まれば、さらに値が上がるだろう。

※当番組の鑑定結果は独自の見解に基づいたものです。 ※サイトのデータは、2010年1月放送回からのものです。

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