開運!なんでも鑑定団

毎週火曜 夜8時54分放送 BSテレ東 毎週木曜日夜7時55分放送

2010年8月31日放送

堆黒盆

堆黒盆
鑑定依頼人 浅野清利さん
鑑定士 中島誠之助
ジャンル 焼き物・茶道具
本人評価額 ¥ 10,000,000
エピソード 江戸時代より先祖代々、小松市で農業を営んでいる浅野さん。
現在、6ヘクタールほどの広さの田んぼを世話しているが、20年ほど前からその一部を地元の子どもたちに稲作体験の場所として提供し、一緒に田植えや稲刈りを行っている。
お宝は昭和55年、27歳の時、付き合いのあった骨董店の店主に見せられ一目惚れ。
しかし値段を尋ねると、なんと500万円とのこと。借金してまで買おうと思ったのだが、300万円しか借りられず、当時、結婚間近で、結納金としてとっておいた200万円を購入資金に充ててしまった。そのため、今でも奥さんには頭があがらないという。
OPEN THE PRICE

鑑定士総評

世紀の大発見。制作されたのは630年ほど前の中国明王朝初期、洪武帝の太祖朱元璋の治世。朱元璋の第十皇子、魯荒王朱檀の墓からこれと全く同じ物が出ている。正式名称は「堆黒牡丹鳥文八稜盆」。中国の漆工芸界の最高峰の物。朱漆を地紋にして、その上に漆黒の漆を数百回塗っている。乾燥してから細心の注意を払って5羽の鳥と数輪の牡丹を綿密に彫り上げている。神業のような“いい仕事”。特に優れているのは同じ時代に制作された太古型の蓋物に入っている点。そのおかげで中の盆が生まれたままの姿で保存された。高台の裏にどうしても出てしまうひびが一切ない。恐らく室町時代に足利幕府によって輸入され、将軍家から戦国大名に渡り、前田利家の手によって石川県に運ばれて現在に出現したと考えられる。まさに国際的な文化遺産。

※当番組の鑑定結果は独自の見解に基づいたものです。 ※サイトのデータは、2010年1月放送回からのものです。

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