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2011年8月23日放送
古備前の徳利
| 鑑定依頼人 | 板野 曻さん |
|---|---|
| 鑑定士 | 中島誠之助 |
| ジャンル | 焼き物・茶道具 |
| 本人評価額 | ¥ 2,300,000 |
| エピソード | 若い頃は省庁で働いていた板野さん。趣味の囲碁は五段の腕前で、現在も近所の碁会所で碁を打つのが日課となっている。 お宝は今から50年前に手に入れたもの。囲碁の師匠だった方が骨董屋を始めようと、旧家などから骨董品を集めていたところお宝を手に入れた。 しかし、これだけの名品は二度と出て来ないので知らない客には売りたくないと、板野さんに売買の話しが持ち掛けられた。有名な作家の箱書きがあり、当時、ブームでもあったのでこれを逃したら後悔すると、給料を数ヶ月分前借りして購入した。以後大切に保管してきたが…今年孫が大学に合格したので、学費の足しになればと考えている。 |
確認されているだけで5点しかないという大変珍しい物。室町時代末期から桃山時代にかけて古備前の大窯で焼かれた瓢徳利に間違いない。大窯は共同の窯なので、陶工たちは自分の作品がわかるように窯印を入れた。依頼品にも一文字の窯印がある。またこの時代の古備前は田土という上質な粘土を使ったため、ろくろで一気に引き上げられる。依頼品にも胴にろくろの指の跡がしっかりついている。本来であれば火だすきといって朱の紐のような窯変がつくのだが、依頼品は大変珍しく、逆に白く抜けている。
※当番組の鑑定結果は独自の見解に基づいたものです。 ※サイトのデータは、2010年1月放送回からのものです。
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