吉向焼初代吉向治兵衛の作品に間違いない。初代は大阪の十三に窯を築いたので依頼品の裏に「十三翁」の銘と吉向の印がある。諸大名に仕え士分として暮した人物で、箱には弘化二年にこの品を江戸で求めたと書かれているので当時仕えていた茶人大名の向島の藩邸でお庭焼きとして作られたことが分かる。また「宋旦好」とも書かれているが、くちなしの形を水指に取り入れている所がいかにも自然の風物を愛した千家三代宋旦の好みが出ている。蓋のつまみが霊芝になっているのもおめでたい。
※当番組の鑑定結果は独自の見解に基づいたものです。 ※サイトのデータは、2010年1月放送回からのものです。
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