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2013年10月1日放送
本阿弥光悦の茶碗
| 鑑定依頼人 | 久米憲夫さん |
|---|---|
| 鑑定士 | 中島誠之助 |
| ジャンル | 焼き物・茶道具 |
| 本人評価額 | ¥ 10,000,000 |
| エピソード | 久米さんは元銀行員。35年程前、営業先である男性と知り合い、親しくつきあうようになった。 その方は骨董品が大好きで、家に行く度に様々な物を見せてくれた。出会って15年程たったある日、その方が突然、遠方の転勤先まで訪ねて来て「息子が家を建てることになったので援助したい。ついてはあなたの思う値段でこれを買って欲しい」とお宝を渡された。それは「江戸初期の大変有名な人物が作った物」で「奥さんが嫁入り道具として実家から持ってきた、奥さんのご先祖は江戸後期に日本初の麻酔手術に成功した華岡青洲だ」と聞かされた。しかし自分にはそんな立派な品をぽんと買える程の、骨董の知識も大金もない。ただそれまでの長年の付合いを思って200万円を援助し、品物は返そうとした。ところがお礼に貰って欲しいと強く言われ、結局手元に残ってしまった。以来20年、本物かどうかずっと気にかかっている。 |
本阿弥光悦の茶碗ではない。光悦の死後、その遺徳を偲ぶ人が忠実に光悦の茶碗を写したもの。写されたのは光悦の『雪片』という茶碗だが、依頼品は寸法と言い形態といいほぼ同じ。口作りがぎざぎざになっており、胴をぐるりとへらで面取りしている。そして腰のところに火割れがあるが、これも光悦が自然の火割れをかえって面白いとしたのを写したもの。高台がは少しひしゃげているが、これもそっくり。銘があるが誰の物かわからない。光悦は絶対名も印も入れない人物なので、この銘は写しである証拠に入れたものだろう。光悦の美意識を現代に伝える写しものとして評価できる。
※当番組の鑑定結果は独自の見解に基づいたものです。 ※サイトのデータは、2010年1月放送回からのものです。
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