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2014年10月7日放送
菊池契月の屏風
| 鑑定依頼人 | 勝山綾乃さん |
|---|---|
| 鑑定士 | 田中大 |
| ジャンル | 日本画 |
| 本人評価額 | ¥ 3,000,000 |
| エピソード | 勝山さんは自宅でエステサロンを開業している。20年程前、夫の兄が家を建てる土地を探していた際、夫がちょうどいい土地を持っていた。そこで夫の兄が、自分が持っている屏風とその土地と交換してくれないかと夫に持ち掛けた。聞けばその屏風は、義父が昭和23年、300万円もの大金で購入したものだという。夫は一目でそれを気に入り快諾した。夫は鑑定団の大ファンでこのお宝を持って出演することをずっと夢見ていたが、残念ながら3年前に他界してしまった。勝山さんはもしこれが高ければ売ってエステのお店を開く資金に充てたいと思っている。 |
大変すばらしい作品。描かれているのは「班倢伃(はんしょうよ)」。前漢時代の成帝に寵愛された女性で、やがて帝のもとを離れていく。すると帝は新しく「趙飛燕・趙合徳」の姉妹を寵愛。これも依頼品に描かれている。そのため、班倢伃は悲哀を表す表情をしている。一番の見どころはまつ毛で、このまつ毛の表現だけでこれほどの哀しさを表現しているというのは非常にすばらしい。落款を見ると、契月の「契」の字の横棒が非常に短い。これは大正前期の特徴で、それより少し前の時代だと依頼品よりももっと背景を描いている。西洋画の影響で非常に写実的に描いていたのだが、依頼品の時代にはシンプルになってくる。より一層伝統的な日本画に戻ってくる、その時代の作品。
※当番組の鑑定結果は独自の見解に基づいたものです。 ※サイトのデータは、2010年1月放送回からのものです。
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