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2015年6月30日放送
曾我蕭白の屏風
| 鑑定依頼人 | 笹野恭史さん |
|---|---|
| 鑑定士 | 安河内眞美 |
| ジャンル | 日本画 |
| 本人評価額 | ¥ 6,000,000 |
| エピソード | 天保年間創業の酒蔵を営む笹野家の7代目。しかし5年前、杜氏が病気になり廃業した。酒蔵の建物は当初取り壊すつもりでいたが、歴史ある建物を生かした方がいいと考え直し、3年前に結婚式場として再スタートした。お宝は代々当主が隠居後住んでいた家に遺されていたもの。座敷に飾っていたところ、客の中に詳しい人がいて「江戸時代の有名な絵師の作だ」と言われ、以来その価値が気になっている。 |
本物。印の状態からして蕭白が一回目に伊勢に行った時、30歳頃の作品であることが判る。画風の形成期というのか、蕭白の奇怪さ・奇抜さはそれほど出ていない。しかしそれまでの鷹図というのは止まり木に止まった、いわゆる武将が好んだ鷹、貴族的なイメージで描かれていた。蕭白はそれを一転、一羽一羽に表情や人間性のようなものを与えて表現している。月夜の鷹はシルエットになっており、垂れ下がる柳の葉もにじみを活かして全体的に月夜のおぼろげな雰囲気を出している。また獲物を捕らえようとする姿がそれぞれに描かれているが、水の中を逃げようとする鷺は水音が聞こえるかのようで、大きな鶴をがしっと掴んでいる鷹は大変迫力がある。
※当番組の鑑定結果は独自の見解に基づいたものです。 ※サイトのデータは、2010年1月放送回からのものです。
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